東日本大震災12回追悼:南三陸町&漁業支援②

2023年3月11日の日出、宿泊先の高倉荘からの景色です、参加者さんの殆どはこの日の出を見る為早起きします。朝食を頂き、07:30宿をでます、ワカメ収穫作業のお手伝いは早い時間から開始します、漁師さんはこの時期3時 起き、早くからワカメ、メカブを刈り取りに海へ向かいます。

もうこんなにお日様が昇ってきました、追悼のこの日、良いお天気に恵まれました。

さて、バスは南三陸町歌津地区、寄木漁港に到着、一斉にメカブ削ぎ作業に取り掛かります。

 とにかくメカブ削ぎは楽しい作業です。

 スタッフAさん、漁師のHさん、、、長い付き合いです。

積まれたメカブの山も皆で作業にあたれば、どんどん少なくなっていきます。

水揚げされた生のワカメを浜茹でします、メカブも湯通しし、初めての参加者さんに振る舞います。

後方の階段は避難道です、津波の警報がでたら、この階段を駆け上がり非難します。(震災後に建設されました)

ワカメについては参加者Tさんよりバス車内でレクチャーがありました(ワカメは海藻・藻なので胞子で繁殖します)。

早朝のメカブ削ぎの作業が終了すると今度は、塩蔵ワカメの芯抜きのお手伝い、芯抜き作業前の揃え作業を行います。(花粉症の方は最初から作業小屋内で作業をして頂いてます)

参加者リピータAさん、Kさん、初めてのNさん(左から)は初めから小屋作業です。

「ワカメってこんなに手間が掛かるんだ!!」とは参加者さん

こちらはベテランさんと初めての参加者さんの混成チーム、、袋詰め作業も開始です。

さて、午前中の仕事がおわり、追悼の為、志津川上山八幡宮に向かいます。

境内は震災当日と同じ、紅梅が咲き、気持ちのいい空気が流れています。

上山八幡宮禰宜、禰宜さん工藤真弓さんから紙芝居「ぼくのふるさと」を見せ、聞かせ頂きました。この紙芝居は震災当時の工藤家に起こった物語で、このような物語は被災者の方々すべてにあると思います。

14:46:48 街にサイレンが鳴り響き、一分間の追悼

参加者さん、工藤さん他皆手を繋ぎ、追悼します。海が見える工藤さんの新しい自宅前にて、、。(工藤さんの自宅も津波による被害で取り壊しされました、元の自宅は下の駐車場の場所にありました)

参加者さん、「ダキシメルオモイ」展示中の画家、小林さん、工藤さんご夫婦とともに、、

福寿草です、この時期になるといろんな場所でこの花が咲きフキノトウが芽生えます。

高倉荘にて、出発前にご主人と、、、

追悼後にさんさん商店街で各自散策、お買い物をして頂きました。

さんさん商店街に設置されているモアイ像と夕日です。

今日の夕飯にでた、「ホヤのお吸い物」これはいけました!!

上山八幡宮に飾ってありました。

続く

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