活動最終日、ワカメ収穫応援は二手に分かれて活動します、寄木グループと泊浜グループ、ともに民宿を07:30に出発し、到着次第、メカブ削ぎ、ワカメ芯抜き作業を開始します。

これがメカブの山、、早朝から出漁し刈り取ったものです、刈り取られたメカブから芯を切り落とし、周りについている碍子状の部分を出荷します、それを千切り、釜茹で、味付けし、店舗に並べられて「めかぶ」として皆さんのところへ届けられます。

泊浜チームです、メカブの山も、皆で作業にあたれば、すぐ処理できます、人出が必要で、人出がすくない現地では大助かりなんです。

普段乗れない軽トラの荷台で移動です、笑。 これから迎えのバスに乗って寄木チームと合流します。

寄木チームは多賀城市からかけつけてくれたIさんも合流し、大人数でメカブ削ぎを行いました。

ワカメは乾燥と光に弱く、作業小屋はカーテンを閉め、湿度も保ちながらの作業となります。

作業の合間、寄木漁港前に建設された防潮堤に登ってみます、上から見下ろすと高さがよくわかります、防潮堤の水門はすべて自動で開閉できるようになっています。(震災時は人力開閉で、その作業中に多くの人が津波に飲み込まれました)

午前中の作業を終え、帰り支度をしながら、採りたてワカメの販売会を行い、南三陸を離れる前、戸倉地区にある「たみこの海パック」にたちより、震災から今日までのお話、取り組みしているSDGsの内容などお聞かせ頂き、帰路につきました。

たみ子の海パック工房がある、藤浜の港、一隻しかのこらなかった「黄金丸」が停泊しています(たみ子さんのご主人の船)

3年ぶりの現地追悼(コロナ禍中はオンライン)と応援活動、、やはり人との直接のふれあい、空気感を感じることは大事なことと再認識しました。

参加者さん、お疲れさまでした、また機会があればお会いしましょう。

追記

春先、発生する「けあらし」、港の湯けむりと同様、初春の風物詩です。

朝日のなかのメカブ削ぎ作業、カモメの鳴き声とみんなの笑顔や笑い声

ヒジキの天日干し、お日様と風が必要です。

漁師Yさんも元気です!!

作業カッパの合理的な脱着のしかた笑

ダキシメルオモイの作品の数々

最後に「岩手日報」の記事を載せます。