南三陸漁業支援ワカメ・めかぶ収穫ボランティアツアー②

おはようございます。うぐいすの鳴き声で目が覚めました。お天気もよく絶好の作業日和です。

高倉荘さんの朝食で出して頂くめかぶは、新鮮できれいな緑色です。東京ではお目にかかれないので楽しみの1つです。歯ごたえも良くて食べ応えがあります。めかぶ納豆にして頂くとよりごはんが進みます。ふのりのお味噌汁もしゃきしゃきで美味しかったです。

2日目から合流のスタッフも加わり、泊浜と寄木に分かれて今回も作業です。丸一日作業が出来るのはこの2日目のみなので、出来る限りの時間お手伝いができるといいです。けが等に気を付けて無理なく1日宜しくお願いします。

寄木漁港では浜ゆでをされている漁師さんたちがいらっしゃいました。めかぶの収穫量も先月おじゃました時よりは多かったので少し安心しました。めかぶ削ぎの作業にも精がでます。

↓泊浜漁港の様子です

午後も引き続き寄木と泊浜でそれぞれ作業です。寄木では作業小屋でワカメ袋詰め作業と、ワカメの選別作業をしやすいようにワカメを広げるお手伝いです。先月もお世話になった漁師さんから「先月と比べてワカメはどこか違うと思わないかい?」と質問がありました。収穫量の他は虫食いや穴あきの具合が少し改善していること、ワカメの葉が滑らかだと感じたので、その点をお伝えしました。それもなのだけど、先月より長い(大きい)ものなんだよ、と。なるほど・・・気づきませんでした。ワカメは大きくわけて「早生(わせ)」「晩生(おくて)」と言うけれど、その間はもっと複数に分かれていて、分かりやすく言うと先月は「早生」、今収穫したのはその次の「少し晩生」なんだそうです。さらに種には相当種類があり色々と長年試した結果、晩生(おくて)には岩手の種が合っていることが分かり、そこに至るまでは10年以上かかったそうです。

泊浜では浮き玉の掃除・乾燥めかぶの袋詰め作業も行いました。この日は風もなくぽかぽか陽気でした。浮き玉の掃除をすると暑いくらいです。乾燥めかぶの袋詰め作業は、めかぶを崩さず空気がなるべく入らないように詰めるのですが、これが意外と難しい作業です。グラム数を何度も量って適量を袋詰めしていきますが、リピーター参加者さんはコツをつかんでいたようで、一回の軽量で適量のめかぶを空気が入らないようきれいに詰めてくださいました^^

それぞれ16時頃まで作業を行い高倉荘さんに戻ります。温かいお風呂につかって沢山夕食を頂き英気を養います。

どんこの顔はなかなかの迫力ですが笑、上品なあぶらとうまみでスープが最高です。まだ召し上がってない方は、秋から冬のシーズンにボランティアツアーに参加頂けると、どんこ汁を召し上がれるかも?知れません。

3日目へ続く。

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