南三陸漁業支援ワカメ・めかぶ収穫ボランティアツアー①

2025年2回目のボランティアツアーです。参加者さん・ドライバーさん・スタッフ計9名で南三陸町での活動に向け東京を出発します。

「先月ボランティアツアーに参加した時にワカメ・めかぶの収穫量が少なく状態も芳しくなかったので、ここ1ヶ月でどうなったか、海やワカメ・めかぶの様子、漁師さんたちが気になって3月も参加しました」と先月のツアーに続きご参加下さった方々もいらっしゃいました。皆さんのお気持ちが漁師さんたちの励みになるといいです。他の参加者さんからは「3回目の参加ですが、南三陸のワカメ・めかぶがとてもおいしくて、あの海が見たくて参加しました」「毎年GW時期に参加していますが、昨年はめかぶ削ぎの作業がなくてとても残念でしたので、今年は(仕事等都合をつけて)前倒しで参加しました!」「(どこまでお役に立てるかは分からないけれど)また来たのかい?と声をかけて下さる方に会いに行きたい」等々、参加された動機を話してくださいました。

これまでのフェローズのツアー中で「被災地の方々と”関係人口”を作っていくことで支援(関係)が継続していければ、それが本当の支援の一つだと思う」と話が出ていると思いますが、皆さんが参加して下さる理由を伺って、少しずつでも形になっているんだなと感じました。これも皆さんのご支援あってのことです。

常磐道をさらに北上して常磐富岡でおりて、富岡町 大熊町 双葉町 浪江町へと震災(原発事故)の影響を受けた町を通ります。どんな思いで自分たちの町を離れ別の場所に避難したのだろうと思うと胸が痛みます。

今回、浪江を走っている時に参加者さん・スタッフがあることに気づきました。先月来た時よりも更地が急に増えて「売地」「管理地」になっていますね…と。浪江に移住してくる方が増えているとニュースなどでも耳にします。地元の方にとって良い街になるよう願います。

〇これは大熊町の写真です。震災後そのままの建物も多くあります。

〇常磐道では現在も広野から南相馬間の各ICに3か所づつモニタリングポスト(線量測定設備)が設置されています。

さて、道の駅なみえでランチタイムです^^                                                

〇なみえ焼きそばパン    

〇酒蔵ゆいのクレープ

〇道の駅 なみえにかわいらしい鮭のオブジェがあります。(どうして鮭のオブジェなのか無知な私はネットで調べてみました。震災前、請戸川には東北一の規模を誇る鮭の簗場(やなば)があり、鮭のつかみ取りが行われるほどだったそうです。(※簗場(やなば)とは、川に設置して魚を獲る「梁漁(やなりょう)」の施設だそうです。木や竹などですのこ状の台(やな)を作り、上流から泳いできた魚がかかるのを待ちます。)

ランチ後に南三陸にへ向けて出発です。今回も現地集合の方がいらっしゃったので、南三陸さんさん商店街で待ち合わせです。道路事情等で到着予定時刻の16時を過ぎてしまいお待たせしましたが、無事ピックアップして高倉荘さんに向います。現地からはリピーターさんお二人と初参加の大学生の方がご乗車です。(リピーターさんの内お一人はベテラン参加者さんで、周りからレジェンドと呼ばれています笑)リピーターさんとお会いすることも大変嬉しいですが、初めての方が来て下さるとフェローズの活動の輪がどんな形でも広がっていっているんだ、これからも少しずつ広がっていくといいなと思います。

高倉荘さんに無事到着です。ボランティアサポートさいたまドライバーのYさん長時間の運転ありがとうございます。大変お疲れ様でした。

明日に備えて夕食美味しくたくさん頂きました。先月よりワカメ・めかぶの収穫量が増えている事を願ってお休みなさい。

2日目へ続く。

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