南三陸漁業支援&交流ボランティアツアー ①
一昨年、ボランティアツアー活動中、地元の方から「夏あたりに参加者さんと一緒にBBQやりたいね」、との希望を受け、昨年から開催している「漁師さんとの交流BBQ」さあ今年の交流会はどんな感じになったでしょうか?
今年の参加者さん現地集合解散者を含め合計25名と大所帯のツアーとなりました、梅雨後半の目まぐるしく変わる天気予報に気を揉みながら催行の日を迎えましたが、やはり今回も天気には恵まれました。ちょっとコロナ感染が増えているようなので、皆さんには車中マスクの着用をお願いしました、今回はご家族、お友達同士、リピーターさんの他宮城県内からの参加者さんもいらっしゃいました。
福島沿岸を車中から望み、いまだ癒えぬ原発事故後の街並みと人が戻れない現実を知って頂きました、常に私達は「真実は自分の足でそこまで出向き、自分の目で見て、感じてわかるもの」と参加者さんには伝えています、これは私達が13年以上、被災地に通い続け、見て感じて、確信しているからで、テレビや新聞他ネットで溢れる情報に惑わされることなく、自分の目でみることがどれほど大事か知っているからなのです。
昼食は道の駅なみえ、、連休初日なのに空いています、すこし驚きです、みんな観光地に足を向けてるのかな~。
友達4人組、なんと別々に行ったアメリカの高校で一緒だった友人同志とのこと、、
五人家族とアメリカからいらした姪っ子さん、ご子息二人は他のテーブルで昼食中、、やはりしらす丼は外せないようで、、、*このシラスは浪江の請戸漁港で水揚げされたもので新鮮です!!
昼食後、バスは一路、石巻にある門脇小学校跡震災遺構を訪問、一時間弱時間をとり、施設を見学していただきました、「もの言わぬ語り部」震災を遠い存在として捉えていた、若い方々にとっては震災や災害を身近に感じて頂いたのではないでしょうか。
津波で流れ出た燃料が引火し燃えさかる瓦礫が押し寄せ、黒く焼けた教室、、黒かった校舎外壁は雨風が綺麗に洗い流してくれています。
門脇小学校をでて、河北IC近くの道の駅「上品の郷」にある入浴施設「ふたごの湯」で大きな湯船に浸かって今日の疲れを癒します。
あとは今日の宿泊先「ながしず荘」に向かい、夕食を頂くだけです。
お刺身にメバルの煮つけ、ホヤにつぶ貝、その他銀鮭とアワビの蒸し物、真竹の炊き込みご飯、、そしてやっぱりこの時期は「ウニ」笑 *真竹ってこの時季にしか出てこない希少タケノコです。
追いウニもありました、、、
どんなに高額な旅行でもこんなにウニを頂けるツアーなないでしょうね、13年間の活動の積み重ねが信頼のキャッチボールとなって還ってきています。
皆さんゆっくりお休みください、、明日はどんな天気かな~~
朝5時、「やませ」の中に朝日がくっきり昇ってきました、やはり晴れのようです。
*「やませ」とは夏の時季に発生する濃霧のことで、このやませが発生すると気温が急に下がります、このやませのお陰で立派な南三陸杉が育ちますが、GPSがなかったころ海で漁をする漁師さん達が視界を失い、漁師さんをこまらせたそうです。
こんな感じです。 続く
私達の活動をyoutubeとして作成しました、是非ご覧ください。
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