南三陸漁業支援&交流ボランティアツアー ②

ボランティア参加者総勢25名、久々の人数です、14年目を迎えても「被災地」に想いや、「漁業」に興味を持って頂く方々がいらっしゃることは「嬉しい」の言葉に尽きますし、現地の方々の元気に繋がります。

朝もやの中を久しぶりの散歩、釣り人の佇まいやカモメの鳴き声、ヤブカンゾウや鬼百合の花、寄せては還る波の音、素敵な所ですね。

宿にご挨拶し、全員でブリーフィング、活動現場の阿部たみ子さん工房を訪ね、作業小屋屋外で作業を開始します。

ホタテ貝にポンチで穴をあけ、その穴に針金を通し、貝と小さく切ったゴムチューブを交互に35枚ずつ通して計70枚のホタテ貝で出来た牡蠣の赤ちゃんの寝床をつくります、この寝床を通常は漁師さんお一人ないし二人で行うのですが、沢山の手があると半日で予定の半分が出来上がってしまうのです。

もう一つの作業は牡蠣養殖に使うブイについた貝や海藻等のごみを取り除く作業、、これは体力使います。

多少の暑さもありましたが、時折吹く風が心地よい、活動日和です。

こちらは大量の細かいゴムチューブとゴミと分別する作業、漁師さん達の仕事は年中無休、いつも次の養殖の為にする作業に終わりはありません。初めてボラ活動に来る方の心配事は「なにができるんだろう、じゃまにならないかな」、、です。心配はご無用、どなたにでも出来る仕事も沢山あるんです!!

こんな風に作っていきます。

午前中の作業を終え、作業小屋内で昼食、阿部たみ子さんが作って下さった「牡蠣汁」と宿から運ばれてきた「お弁当」を頂き、その後は生きた殻付きウニの食べ放題が待っています、昨晩よりなんとも豪華な食事が続きます。

生きている殻付きウニを「ウニパックン」という道具で開き、中の内臓をピンセットで取り除き(そんな経験は滅多にできません)綺麗に洗って口に頬張るだけの至ってシンプル、かつ豪快な生うにの食べ放題です。       *この写真を写す前は「ウニ」に大勢が群がっており写真撮影が出来ませんでした笑、このツアーウニ好きが多いかも。

昼食後、参加者さんを二班に分け、漁師さん(阿部たみ子さんのご主人)が漁船に参加者さん達を乗せ、私達に船上体験をさせてくれました。

船上でホヤ養殖を見学したり、カモメの餌やり等、一時間あまりの体験でした。海風が清々しく、初めて漁船に乗る方々も多く、楽しい時間を過ごすことができました。

下船後、出来上がった牡蠣の赤ちゃんの寝床の前で集合写真、活動の成果です。

活動二日目の午前第一部です、あまりに内容が多いので、二部は次の掲載③で報告します。

宿泊先「ながしず荘」海の目の前にあるお宿(津波は一階まで押し寄せました)

食事会場からは海が一望できますし、民宿の方々も皆さん優しくもてなしてくださいます。       続く

私達の活動をyoutubeで公開しています、是非ご覧ください。

チャンネルURL
https://www.youtube.com/@3.11_fellows_will

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