第22回ボランティア・ツアー①
平成25年9月14日~16日の日程で
第22回目のボランティア・ツアーを催行しました。
今回は東京スタッフが既に現地入りしている為、
当ボランティア・ツアーのリピーターであるY画伯とKさんが
出発前の段取り等々をお手伝いして下さいました!!
ベテランドライバーYさんの大いなる助力もあり、
お蔭様で無事出発・到着する事ができました。
(ドライバーのYさん、Y画伯、そしてKさん。ご協力有難うございました!!)
15時過ぎに南三陸町に入り、
今回ボランティアの依頼を頂いた『上山八幡神社』へそのまま直行です。
南三陸町ではこの時期神事(お祭り)が行われます。
偶然にも今ツアーの日程が2か所の神事(お祭り)の日と重なった為、
いつもの漁業ボランティアと併せて、
そのお祭りのお手伝いもさせて頂く事になりました。
初日は志津川にある上山八幡宮で、毎年秋に行う神事(祭り)の準備作業です。
こちらの神社の禰宜である工藤真弓さんから作業の説明を受け、
早速作業開始です。
全国から頂いた千羽鶴(志津川小学校経由)を境内に飾り付ける作業や、
夜のおにぎり準備。
こちらは関西のエスプリが効きまくっているお姐様方が担当します。
1名のみ関東の方なのですが、何故か全く違和感がありませんでした。
出来上がり。
大人の配慮から少しばかり距離を置いての撮影です。
メッセージ入りの灯篭やペットボトル灯篭の準備と配置をして、
仕上げは参加者さん全員で境内の掃除を行います。
上山八幡宮は志津川の高台に建っていた為、
階段上の鳥居の真下まで津波が押し寄せたものの、
社務所はじめ本殿・神社等施設は難を逃れました。
※鳥居の下にある津波到達点を示す石碑 平成25年3月撮影
上山八幡宮の正面からは『防災庁舎』を望む事が出来ます。
※平成25年3月撮影
1960年に発生したチリ地震の後、当時防災庁舎の隣にあったこの神社を
氏子さん達の意見で今の高台に移したそうです。
神社のすぐ下には津波の被害を受けた“あすなろ”の木が
まるで志津川の町を見守るかの様に静かに佇んでいます。
息子さんのY君が
「あすなろは明日成ろ(る)っていう意味があるから“夢の木”なんだよ」と、
クイズ形式で教えてくれました。
続きます。