第53回南三陸漁業支援ボランティアツアー ②
第53回フェローズウィルボランティアツアー その2
宿泊所の「いりやど」の食事は参加者には好評で、朝食時のごはんや味噌汁のお代わりも嬉しいようです。朝食を済ませ出発前のブリーフィングの後、全員で集合写真です。2月にも関わらず暖かく、今日も作業日和です。
さあ、寄木漁港に向け出発です!!参加者、写真左手前から兵庫から参加のJ・Kさん、奥がベテランのY・Tさん、右奥からS・Iさん、Y・Tさんです。写真右手前からI・Yさん、K・Hさん大阪から参加のK・Nさん静岡から参加のH・Sさん、昨日は仮設住宅集会所での活動でした。カッパ姿もお似合いの参加者S・Kさん(爺ちゃんの後ろ)茹でたてメカブもいただきま~す。早生ワカメは柔らかく、そのメカブも美味です。
午前後半は作業小屋での活動です。おちゃめな漁師K・Hさん手前、後ろ左は八枚重ね着(笑)Y・Tさん、右はH・Sさんです。 *因みにY・TさんH宅婆ちゃんより「何か月?あんまりむりしちゃダメだよ」って言われてました!
午前中の作業も終了し、全員で集合写真。またお会いする日迄しばしのお別れです。 「本当にこうして来てくれることが励みになるし、嬉しいんだ、これは俺だけじゃなくこの辺りの人皆の思いだよ」・・・・・初めて見た漁師の涙でした。
変らないもの:失った時とその時を埋めるもの
変ったもの:復興工事で変わった景観・資材、人材不足による建設費や漁具の高騰・世情
変ってはいけないもの:現実を直視すること・忘れないこと・寄り添うこと・人を愛すること
寄木漁港を離れ、昼食の為に近くのすし店へ写真は参加者Y・Tさん 天丼・海鮮丼二人前です。獲れたてワカメや無添加削り節等美味しいものを沢山買いこんでいました。
着換えを済ませ、さんさん商店街で現地集合・解散のI・Yさんとお別れし、防災対策庁舎跡へ向かいます。全員でお焼香し手を合わせます。 もう、何回この場所に立ったことでしょう。毎回同じ事をツアー参加者や企業ボランティアの方々に語るのは、2011年4月1日初めてこの場所に立った記憶がそうさせるからだと思います。
次に戸倉中学校跡を訪れます。公民館に立て替えられるようで、その工事が始り廻りは全てフェンスが張り巡らされていました。校庭にある仮設住宅から未だ転居されない、出来ない人達がいるのに町の施設は新しく作られていきます。学校内に入れず、手前のモアイ像が移設されたところからの説明となります。静かな海ですが、カメラ目線の上の高さ迄津波が押し寄せてきたのです。この後関西から来られた方々4人をホテル観洋傍にあるバス停迄お送りし、帰路につきました。
帰路も順調で、21:00には東京駅に無事到着することができました。
追加写真メカブ芯の放餌に向かいます。海が凪いで安全が確認できた時、たまに少しだけお船に乗ります。
写真左から参加者M・Iさん、I・Yさん、S・Iさんの面々。M・Iさん、I・Yさんは都内での活動でも沢山ご協力頂いています。写真を撮るのが好きな参加者M・Hさん(写真上)、漁師Y・Hさんとの再会良かったですね。Y画伯、真ん中の浮き球アートが剥げてきましたよ!参加者Yさんの写真です。後ろにある黄色の旗を付けないと放餌が不法投棄扱いされるらしい・・・漁師Mさんの船です。爺ちゃん、婆ちゃん風邪ひかないで頑張って!!
今回も参加して下さった方々に感謝、またお会いしましょう。 完