第23回ボランティア・ツアー②

翌朝。

今回の宿泊先である『さんさん館』の校舎の時計は14:46で止まったままです。

朝の散歩している参加者さんにその話をすると一斉にシャッター音が響きます。

23回③

 

 

 

 

 

  

 

本日の作業は二手に分かれます。

寄木地区での漁業支援と仮設住宅支援の健康相談会です。

健康相談会の様子は後日改めて報告します。

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寄木到着後は更に3班に分かれての作業となります。

1班・・・漁港で船底掃除

2班・・・サンドバック作りと浮き玉のペンキ塗り

3班・・・ワカメ養殖ロープの清掃

先ずは1班の船底掃除から。

23回⑪

 

 

 

 

 

 

 

 

1年余り海に浸かったままの船底には沢山の貝や海藻がこびりついています。

船を引き揚げ、斜めに傾かせてからこびりついたものを取り除きます。

綺麗になった船底が乾いたら、防水ペンキを塗って出来上がりです。

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リピーターのHさん(イニシャルです)はペンキがはみ出してもこの笑顔です。

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笑顔が爽やかだから・・・という事で全然OKです!!

 

続いて2班のサンドバック作りです。

23回⑫

 

 

 

 

 

 

サンドバックは一袋で約40kg。それを数百袋作ります。

サンドバックは15袋一括りにし、船から一気に海底に沈めて筏の重石にします。

この重石のお蔭で筏は流されることなく、その場に留まります。

フォークリフトと砂利投入用の機材を駆使し、袋詰めは進みます。

(これを全て手作業で行っている地区もあります)

 

最後は3班のワカメ養殖ロープの清掃です。

ロープにはワカメの種付けに使った細いロープや海藻、

小さな貝がこびりついています。

これを手作業で一つ一つ丁寧に取り除き、綺麗にして今シーズンの養殖に備えます。

23回⑨

 

2班は午後から浮き玉のペンキ塗り作業になります。

浮き玉にペンキで屋号や標を書き入れます。

この浮き玉に書き入れた屋号を見て、誰の養殖棚かが分かるのです。

23回21

 

 

 

 

 

 

作業終了後、

小屋の前の浮き玉に参加者さんが自身の名前を書き入れていました。

実はこの時、余りの恐ろしさに言えなかったのですが、

この浮き玉に名前を書いた人は定期的にここを訪れないと

浮き玉の呪いに掛ります。

 

 

 

当然ながら大嘘です。

 

本日の作業が終了し、お疲れ様の記念写真です。

23回22

 

 

 

 

 

 

 

大嘘もついたところで、続きます。

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