南三陸漁業支援・BBQ交流会ボランティアツアー ③
3日目の朝。空は少し雲がかかっています。日中の暑さと打って変わって朝の爽やかな風に心身いやされます。日中は無理ない範囲で作業に没頭し・朝晩は涼しい風に当たり朝日や星空を眺め、ツアーで訪れるたびに素敵なところだなと思います。こういう場所が日本全国にまだまだあるんでしょうね・・・。そんな南三陸のツアーにまだ参加されていない方は、ぜひ1度ご参加頂きたいです^^
〇朝食・ブリーフィングの様子
今回のボランティアツアーの3日目は、海岸清掃など別のスケジュールも検討していたのですが、原盤づくりに使うホタテ貝殻が万丈(ばんじょう)かごに山のように積んであり、これはボランティアツアー中に1つでも多く原盤を仕上げなければ!と参加者さん・スタッフ皆同じ思いで3日目も戸倉でホタテ原盤づくり作業となりました。阿部さんご夫婦は無理せずにお願いしますねと仰っていましたが、これからも続く暑さのことを考えますと、せっかくボランティアツアーでおじゃましているのですから少しでもお役に立ちたいという思いです。
高倉荘がある歌津から戸倉までは少し距離があるので、8時半過ぎには戸倉の作業場所に到着するように出発です。昨晩はちょっと遅めの高倉荘到着で、翌朝も少々あわただしい出発ですが、高倉荘のお父さんとお母さんはいつも通り温かくお見送りしてくださいました。次回は10月のワイナリー作業ボランティアツアーの時にお世話になります。よろしくお願いいたします。
8時半過ぎに戸倉の阿部民子さんの作業小屋に到着し、2時間ほどの作業時間です。朝は雲がかかっていましたが、きれいな青空です。気温も上がってきましたので、みなさん体調に気を付けながらよろしくお願いいたします。
あっという間に2時間が過ぎ、片付けをして戸倉を後にします。暑さの中、皆さん大変お疲れ様でした!阿部さんご一家も「大変助かりました。名古屋から来てくださった方もいると聞いて驚いています。こうして14間年毎年来て下さることがありがたくて本当に嬉しいです」と言って下さいました。今回のツアーでも阿部さんが冷たい麦茶やお昼にも色々とご用意下さったり、歌津や寄木では漁師さんたちがいつも気遣って下さってとても嬉しいのですが、返って申し訳ない気もしていました。けれども地元の漁師さんたちが参加者さんやスタッフを気遣って下さる気持ち、参加者さん・我々が漁師さんのお役に立ちたいという気持ち。交流人口とはひと味違う関係人口のはぐくみを再確認できたと感じます。南三陸のみならず、被災地・過疎地など様々な場所で「関係人口」が必要とされて、存在していると思います。この関係が地域に根付き、互いに補って、地域振興を進めていければいいですね。この暑さに懲りずにまた来てくださいね、と阿部民子さん。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
11時半ごろ、上山八幡宮に伺いました。太陽がまぶしく暑いのですが、木陰に入ると心なしか清らかな風が吹いている気がします。
禰宜の工藤さんより今回のツアーで一区切り(卒業)するフェローズウィルの代表に贈り物贈呈式(卒業証書授与?)がおこなわれました。
上山八幡宮の工藤さんに、また来ます!とご挨拶をしてすぐそばのさんさん商店街によります。工藤さんが「ツアーとは別でも南三陸に足を運んでくださいね」と仰っていました。皆さんもぜひ足をお運びください。
さて、リピーターさんお目当ての「千葉のり店」さんが開いているといいのですが・・・。千葉のり店さん営業中でした!皆さん美味しいのりを購入できたようで良かったです。さんさん商店街で40分ほど時間を取れたので、お土産やお昼ご飯調達をできたようです。
別のドライバーさんも加わって下さり帰路につきます。東京まで長時間ですがどうぞよろしくお願いいたします。暑さ等々ですっかり眠気におそわれてしまい、ドライバーさんたちには申し訳ないのですがすっかりお休みタイムになってしまいました・・・。
お馴染みの常磐道南相馬SAのセデッテかしまで休憩をとります。しかし暑いです笑
東京到着までの時間、恒例のツアー感想を伺います。現地で皆さんと共に行う作業がツアーのメインではありますが、行き帰りに皆さんのお話を伺うのも貴重な時間です。2月のツアーにご参加下さった方が、7月のツアーにも参加して下さいました。ネットで「たみこの海ぱっく」をたまたま購入したので、今回楽しみにツアーに参加下さったとのことです。実際に民子さんにお会い出来てお人柄もよく、とても嬉しかった。これからも応援したくなりましたと仰っていました。うれしいお話をありがとうございます。
また、別の方がお話し下さったことですが、「今年2025年は阪神淡路大震災から30年ですが、1月17日に執り行われた阪神・淡路大震災30年 追悼のつどい 灯籠の文字は「よりそう」だったそうです。阪神淡路震災時、東日本大震災時と、何かできることはないか色々考えて、いまだに出来ていないことも沢山あるのですが、今まさに寄り添う・忘れないでいることこそ、みんなが出来る大切な支援の形ではないでしょうか。」
常套句で申し訳ないのですが、日々ふと忘れかけていることを思い出させてくれるのがボランティアツアーであり、こうした皆さんから伺えるお話であり、本当にありがたいと思います。
10年以上毎年参加して下さっている方がフェローズに出会った時のことをお話してくださいました。「東日本大震災当初、自分に何か出来ることはないかとボランティアを探していてフェローズに出会いましたがツアーの定員越えで、残念ながら参加できなかったと記憶しています。その後リベンジしてツアーに参加できて10年以上が経ちました。南三陸の漁師さんたち、ツアー参加者さんともお会い出来てリベンジしてよかったです、今後もフェローズのツアーに参加したいと思います。」と。こちらこそリベンジして下さって嬉しい限りです。当時からいるスタッフは、そういえばそうでしたよね、と懐かしくお話を聞いていました。
参加者さんから今回ツアーを卒業する代表へ「素敵な団体をつくってくださって、このような機会を作ってくれて本当にありがとうという思いです。フェローズウィルという団体が架け橋になり地元の方と信頼関係を築いてくれたから、こうしてまたリピートで参加しても受け入れてもらえる。まるで(地元の方と)親戚のような関係で、団体を設立した代表や、スタッフもその思いを続けていって頂きたいなと思います。」とお声を頂戴しました。
皆さんから頂いた言葉を受け、代表からの言葉です。「ボランティアとは賞賛や見返りはもちろん求めないものですが、その代わりという訳ではありませんが、ご褒美はこれまで大きな事故もなく、お天気に恵まれ、ボランティアサポートさいたまさん・参加者さん・スタッフに支えられ、その他もたくさんのご支援を頂いていることです。15年前はじめて団体を立ち上げ、右も左もわからないまま試行錯誤でなんとか始めました。人として何かできることがないか、「We close to you.」の理念のもと、皆さんと 震災遺構を実際に見て、様々なことを感じ、学び、漁師さんたちとの関係を築いてきたことは、称賛以上の嬉しさであり、誇りであります。汗をかいて得られるうれしさやたのしさ、逆にやってもうまくいかないことも、色々ありました。それら全てが財産です。ツアー活動としては卒業しますが、今後スタッフの皆には、大事なことを紡いで、肩肘張らず・怪我なく・安全にツアーを催行する、現地の方の笑顔で、参加者さんもスタッフ皆も笑顔になる、そんな❝愉しさ❞を続けていくこと。そして参加者の皆さんにも今後もフェローズウィルを支えて頂けると大変うれしく思います。さて、どうして14年も続けて来られたのか。。。改めて考えてみると、当時のことが思い出されます。何十万人と避難されてる被災者の方がいて、原発事故が起きた福島は東京からたったの3時間、東北は8時間、被災直後に駆け付けて活動をして、今度は同じ道を8時間、3時間掛けて東京に戻ってきた時、まるで別の世界のようにきらきらしていて・・・。「この小さい国でこれは何なんだろう…」というなんとも言いようのない思いが14年間続けてきた理由の一つだと思います。気がついたら笑っている、笑顔を共有できて、元気を届けたいと思って現地に行くけれど、こちらが元気をもらっている。そんな愉しさをこれからも感じてほしいですし、さっきお話されていた阪神淡路の「よりそう」ではないけれど、寄り添っていけたらと思っています。
最後に副代表から今後ともフェローズを宜しくお願いします、という挨拶を終える頃、東京タワーが見えてきました。「代表も言ってましたが、これまでお天気にも恵まれて、大きな事故・怪我なくできたことはかけがえのないことです。これからも想いを繋げて、肩ひじ張らずに現地ニーズに寄り添う支援を継続していき、皆さんの思いを背負っていけたらと思います。次回以降もまた参加頂けると大変うれしいです。代表がツアーにいない!というクレームは受け付けませんので悪しからず笑。」ということですので、今後ともご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
3日間微力ながら、現地交流会や作業でお役に立てたならよかったです。フェローズのツアーにまた参加しささやかながらお手伝いが出来ればと思います。と参加者の皆さん口々に仰っていて、体力は消耗したかと思いますが心の栄養になるツアーであったなら良いなと思った次第です。途中、常磐道で事故渋滞もあったのですがうまく調整をして下さって、19:30過ぎには東京駅到着です。ドライバーの皆さんありがとうございました。
今回負傷している状況にもかかわらずナビゲートしてくださったドライバーのYさんが「負傷してしまいご迷惑をお掛けしました。一時はどうなるかと思いましたが、つくづく実感したのが1人では出来なかったなという事です。ドライバーの仲間がいたから何とか催行することができてほっとしています。」と。
ツアーが催行出来て無事に東京に到着できたことは、フェローズウィルにかかわっている「みなさん・仲間」がいるおかげです。未だ支援が行き届いていない所、諸所問題で難しいところもありますが、フェローズウィルらしく細く長く支援の輪が少しずつでもひろがるようにしていきたいと思います。
今回フェローズウィルのツアーで初ドライバーを引き受けて下さったFさんから、素敵な感想を頂きました「参加者さんや地元の方、みなさんとの出会いは奇跡の連続です。」
完。
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