南三陸漁業支援&交流ボランティアツアー ④
活動最終日、気仙沼市にある向洋高校跡の震災伝承館を訪れました、あの日授業を終え、部活に励んでいたとき大きな地震が地域に発生し、その地震の影響で巨大な津波が東日本一帯に押し寄せました、参加者さんが建っているのは四階建て校舎の屋上、遠くに海が見えますが、津波はこの校舎の四階まで押し寄せています、なんと巨大な津波だったのかが体感できる場所です。
校舎と校舎の間には津波で流された車が折り重なったままの状態で保存されています。
参加者さんが見上げる校舎四階、津波で流されてきた倉庫が教室の壁にぶつかり損壊したままの状態を見ることが出来ます。
館内にはシアターもあり震災当時の映像をナレーション付きで観ることができたり、多くの写真の展示があったり、高校生や中学生の参加者さん達は、遠い存在だった震災を身近なものとして感じて頂けたと思います。
*館内は写真撮影NGの場所が多いので、是非皆さんこの施設を訪れ、見て聞いて感じてください。
見学後、参加者さん達は、道の駅大谷海岸にて昼食、そして東京への帰路につきます。
三連休の最終日だというのに道は空いていました、皆さんを19:30過ぎには無事に東京に連れ帰ることができました、今回も参加者さんのご協力に支えられボランティアツアーを終えることができました、またお会いしましょう。
*私達の活動をYouTubeで公開しています。
チャンネルURL https://www.youtube.com/@3.11_fellows_will
ツアー参加者さんからのコメントを紹介します。
この度は、大変お世話になりまして、ありがとうございました。昨日無事に帰宅しまして、皆元気にしております。
代表はじめ、スタッフの皆様から貴重なお話を沢山伺えて、私や家族もそれぞれとても勉強になりました。
また現地の漁師さんのお仕事のほんの一部をお手伝いさせていただいたことで、漁師さんたちがたくさんの地道な作業を毎日されていることを知りました。
震災遺構の見学や、また福島の帰還困難地域を直接見ることができ、震災の影響のあまりの大きさと、原発を稼働することについて、考えさせられ、東京駅に着いて多すぎるネオンを見て、東京のこのような生活はこのままでいいのかと再び考えさせられました。
今後、宮城、福島に関する報道などを聞く時は、今までとはちょっと違った見方で受けとめることができる気がします。
また機会がありましたら、ぜひ参加したいと思います。
HPでのツアーの様子を楽しみにしております。
スタッフの皆様も、お疲れのことと思います。
お体気をつけて、すてきな夏をお過ごしください。 M・Kさん
北上川に架かる新北上大橋、橋の三分の一が津波で破損し、数年かけ補修され再開通しました。
被災地ではこのような掲示板をよく目にします、今後発生するであろう首都直下型地震、南海トラフ地震、他多発する自然災害、災害に備える必要があります、「自分の命は自分で守る、そうして初めて自分にとって大事な人の命を守れる」いつも参加者さんにつたえる言葉の一つです。
追写真 美味しい海鮮の数々と、かわいいK君
この子が大きくなるまで、続けられたらいいな、、、。
完