第82回南三陸ハマーレ歌津応援ボランティアツアー ①
第82回フェローズウィル南三陸ボランティアツアー その1
2014年の3回目の夏祭りからの応援、1~2回目迄は多くのボランティアさん達がお手伝いに馳せ参じたのでしょう、14年春,現地から依頼の声がかかり、それから継続した夏祭りの支援活動をしています。最初は色々ありました「ボランティアなんてトイレ使うんじゃないよ」と現地の方に怒鳴られ泣きべそかいて私のところに来た女の子がいました、「なんで私達がドロドロになってお手伝いしているのに現地の人はなにもしないの」と感情的に私に詰め寄る方もいました、私は継続する活動の中で「震災はね命や財産、夢や思い出を奪い去ったけど、もう一つ、人としての活力や心根も奪ってしまったんだ、ここいらの人達はいい人間なんだ、それが戻るには少し時間がかかるかな、それまで嫌な事あるかもしんねーけど、宜しく頼むな」と言われたことがありました。
そしてそれが肌で感じられるまで、続けていこうと思い、今日を迎えているのです。まだ「俺たちがあんたらの活動を認めてやってるんだ、出入り禁止になった団体もいるんだよ」となにか勘違いされた発言も多少残っていますが、お陰様でやっと馴染んできたかなと思っています。
もう自分達でやるから大丈夫だよと言われれば、いつでも活動は変更し他の必要としている所に出向くまで、そう自然体なんです。
さて、南三陸のハマーレ歌津に向けバスは東京駅を出発いたします。東京駅から朝出発するボラバスは皆無です、あの頃がなつかしい。西日本豪雨災害支援に向かう気配のバスも見受けられません。さて南三陸にむけ出発します。
昨年、夏祭り支援に来て下さった、IVOLEAの方々が今年もまた参加してくださいました。到着してすぐに明日の準備作業があるので、福島の視察は常磐道からの遠景のみとなりますが、黒いフレコンバックの延々とした光景は変わりません。
さて、大川小学校に到着。献花とお焼香、、もう7年続いています。
前回同様、地域の方に学校の中を案内して頂きました。もう何十年もつかっている灯篭を倉庫から搬出します、以前は船に乗せて運んでいたそうです。水には濡れません!!ポスト君や車に付ける花を皆でつくります、、、、ポスト君を運ぶ車です。イベントステージ前に大漁旗を飾ります。明日使う仮設のおトイレの清掃を行います。防潮堤の工事や嵩上げの工事が進み、うたちゃん橋のたもとにあった、子供達が描いた絵がそっくりうまく切断され飾られていました。うたちゃんが出た時は沢山のマスコミが来て大変だったんだよ、この絵は子供達が一か月以上かけて書いたもの残したいね」とは商店街のお母さん。商店街前に防潮堤がつくられ始めました、歌津大橋のたもとに続くそうです。商店街から海は見えるのかな~ 続く