第6回3.11追悼ツアー&漁業支援 その4
追悼翌日、この日は漁業支援として漁港にてメカブ削ぎを行います、参加者さんは二手にわかれ作業に取り掛かります。浜にあげられたメカブを熱湯釜に入れ、程よく火が通ったら、美味しく頂けます。これもメカブ削ぎ作業の楽しみの一つですね。こちらは、寄木漁港、岸壁に揚げられたメカブをその場で削いでいきます。ボランティアさんの数が多いので、昨日出来なかった分、メカブ刈り取りの為、海に二度目の船をだす漁師さんもいるのです。この、ワカメ浜茹で釜の塩水熱湯でワカメを茹で、手前の冷たい水でしめて、その後塩蔵し、作業小屋にて芯抜きと続く作業は4月下旬まで営々と続けられます。春の風物詩ですね。泊浜漁港でも船から引き揚げられたメカブを浜に降ろし、一斉にメカブ削ぎ作業に取り掛かります、この漁港は大きく、第一、第二とわかれている、南三陸町最大の漁港です。こちらは、生ワカメをそのまま出荷する漁師さん、「これが、ワカメなんだよ」と説明をして下さる、高倉荘のお父さん(手前黒帽子)これが、一本のワカメです。手前円盤がついているようなものが「メカブ」、その先にあるのがワカメ本葉です!!どんどん、作業がはかどります、いつもなら3~4人のところ、今日は多くの手で10人分マンパワーでメカブを削ぐ事が出来るのです。こちらでも、茹でたメカブをパクリ、これが旨いんです。寄木漁港ではメカブ削ぎで余った硬い芯を沖合で放餌します。参加者もちゃっかり見学の為に乗船です。大学のボランティアサークルの方々「これからも関わっていきたいです!」。宜しくです。寄木作業小屋では、希望者にワカメの販売会。H家お母さんが作って下さった、暖かい、ホタテ稚貝入り味噌汁を皆で頂き。集合写真です。充実した三日間の活動でした。
続く