第19回ボランティア・ツアー②
いきなりですが、こちらはYさんのお財布です。
Yさんのお誕生日に
Yのお子さん達がプレゼントしてくれた大切なお財布です。
津波で家が流され、瓦礫だらけになった敷地の中から
このお財布だけが奇跡的に見つかったそうです。
お子さん達の想いが沢山詰まったお財布ですから
Yさんの元に戻ってきたのかもしれませんね。
そう考えると見つかったのは決して奇跡ではないのかもしれません。
震災で辛い話が多い中、心がじんわりと温かくなるお話でした。
※お財布とYさん。
「え?財布と一緒に俺も撮るの?」の「え?」の瞬間の口元。
最後までほぼ直立状態を維持したKさんに感心しながら船は港に到着です。
この筋力がKさんの美脚の美脚たる所以なのでしょうか。
とても真似できません。
そして後発隊と交代し、今度は港で見送ります。
後発隊は割とあっさり出発です。
いってらっしゃい・・・。
港ではワカメ養殖で使用したロープの回収作業をしていました。
夏場はこのロープの清掃作業が待っています。
後発隊が港に戻ってきたので、
このままこちらでKさんとYさんの体験談を改めて伺います。
船を戻しに行っているKさんを皆で待ちます。
待ちます。
途中、H(イニシャル)のお母さんが顔を見せて下さいました。
お父さんも一緒だったのですが、写真を撮る間もありませんでした;;;
(お父さん、お母さん、明日お世話になります!)
Kさんが戻ってきたところで、お2人のお話が始まりました。
ふと前方の山を見ると、カモシカが!!
画像には1頭しか写っていませんが、実は3頭います。
しかもうち1頭はお子様です。(毛が黒っぽくて可愛いです♪)
地元の方から
「カモシカは人が近づいても目を逸らさない(ガン見する)」
と聞いていたのですが、本当に逸らしません。ガン見です。
ちょっと前方を見て、
更にガン見。
試しに手を振ってみたのですが、微動だにぜずガン見です。
肝が据わっているのか、鈍いのか・・・。
手を振りながら考えているとガン見に飽きたのか
ゆっくりと山の上へと立ち去っていきました。
ここまでゆっくり見れたのは初めてだったのでちょっと得した気分です。
お2人のお話が終わり、宿泊先に移動します。
今回の宿泊先は高倉荘です。
こちらの夕食は毎回豪勢なのですが、今回は・・・
ウニきました~っ!!(>▽<)
先ず、潮の香りが鼻をくすぐり、
口に入れると濃厚で、甘くて、トロけますっ♪
本当に美味なウニでした!!
ご馳走様でしたm(__)m
続きます。