第19回ボランティア・ツアー①
≪はじめに・・・≫
今回は東京のスタッフが不在の為、現地での報告のみとなります。
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と、いう訳で、
いきなり南三陸町からスタートです。
今回は港に直行した後、
いつもお世話になっているHさんの漁船に乗り込み、
船上からの現地視察となります。
乗船人数の関係で2班に分かれ、先発隊が出発です。
離れていくお互いに向かって手を振ります。
皆さんが手を振る中、
全くスルー状態のクールなKさんが素敵です。
同じく、いつもお世話になっている漁師のYさんが
津波の被害や当時の様子などを話してくれます。
ちょっと分かりづらいですが、
真ん中にあるこんもりとした島が松島です。
津波で松が流されてしまい、昔の面影が失われてしまいました。
もう一度松島を復活させようと、
今地元の方達が松の植樹を計画しているそうです。
その際に何かお手伝いできたら嬉しいですね。
こちらの島には震災以前、弁天様を奉る祠があったそうです。
その祠も津波で流されてしまいました。
津波の威力で島の形状も変わってしまったそうです。
島の形状を変えるほどの力を持った津波。
一旦牙をむくと情け容赦のないこの大自然に対して、畏怖の念を抱きます。
前方に高台に建つ伊里前小学校が見えました。
津波はあの高さをも軽々と越えてきました。
船上なのに波揺れを感じさせない立ち姿のKさんが説明してくれます。
続きます。