2024年、2月23~24日連休、今年初めての南三陸現地ボランティア活動を催行しました、昨今の温暖化の影響を受けた、海水温の上昇や、南岸低気圧による「大しけ」がワカメの成長に多大な影響を及ぼしておるようで収穫は例年の50%~80%と落ち込んでいるそうです、そのような現地の状況ですが、私たちは笑顔を届けに現地に向かいます。

雨とみぞれ交じりの天気の中、マイクロバスは常磐道を一路、南三陸に向けしゅっぱつです。

福島県浪江町にある請戸小学校跡の震災遺構を見学、太平洋に面したこの小学校の生徒さん達は先生方の率先避難指導のもと(避難途中の奇跡的な出来事もありましたが)全員無事に避難出来ました、当時の被害状況をそのまま残し後世の方々に、災害を忘れることなく(忘災)、災害はいつも身近にありそなえることが大事(防災)ということを伝えるため、震災遺構として公開されています。

「道の駅なみえ」で昼食と休憩、なみえ焼きそば、しらす丼etc、皆さん寒い中でも笑顔で楽しんで下さってます。

なみえ焼きそばパン、ボリューム満点です。

バスは昼食後、南三陸に向かいます。

夕刻前、雪が残る南三陸町内にある、震災遺構「防災対策庁舎跡」を見学、もうすぐ震災後13年、震災前の街並みはなく、まったく違う街になってしまいましたが、生きる方々は前を向き、歩み続けています、そのような方々を応援するのも大事な活動です。参加者さん達が立っているところは数メートル嵩上げされた場所、眼下に見える防災対策庁舎がたっている場所が、街のあった場所、高さを比べて頂く事によって、どれだけの嵩上げされたのかを実感できます。

雪景色に夕闇が近づきます。(震災復興祈念公園と防災対策庁舎)、、防災対策庁舎は防錆加工が施され、県によって管理されています、あと何年か後にこの遺構を残すのか、取り壊しをするのかが再議論されます。

本設された「さんさん商店街」から八幡川を中橋を渡って、震災復興祈念公園にむかいます。鉄と木材で出来た中橋、木材は年数をかさねると劣化するため、地元の大工さん達が補修を行います。

本日の宿泊場所 高倉荘に到着、早速夕食を頂き、明日の活動に備えます。

相変わらずのボリューム「お腹いっぱい食べてもらう」のがこの民宿の流儀らしいです、私たちもお腹いっぱい頂いて、明日の活動に備えます。                                   続く