第55回フェローズウィルボランティア その2

昼食後の作業を終え、慰霊の塔を訪問、IMG_6821そして宿泊先の高倉荘へ戻り、夕食。FullSizeRender2相変わらず豪華絢爛、たっぷりです。あんころ餅付IMG_68002012年に参加者さんから寄贈されたプロジェクターが眠っていたため、3.11の映像をこの大きなスクリーンを使って映写いたします。他の団体さんも飛び入り参加で、観て頂きました。

団体によって「意識」が違うんだなとその場の雰囲気で感じました、楽しむ為に来ている方々と楽しむ意味を理解して来て下さっている方々とはそもそもが違うみたいです。仲良しの慣れ合いではなく、真摯に被災地と向き合う方々はどこか雰囲気が違います。IMG_6807翌日、現地解散の方もいるため集合写真です。M・Iさん(帽子姿)、M・Sさん(現地延泊)、唯一の男性(男子)のK・Tさん(写真左)も一緒にはい!チーズ。IMG_6787午前中の作業は芯抜きのお手伝いです。写真はY・Hさん作業小屋で塩蔵わかめを揃えて並べるY・Tさん。IMG_6812ワカメ芯抜きと元葉取り「震災で何もかも失ってしまったけれど、こうして沢山の人達と知り合えたのは幸せかもしんね~な」と主。IMG_6776IMG_6784昨年6月にカレンダー販売の収益で購入し植樹した「レンギョウ」の花が咲いていました、他にもミツマタ、ロウバイも元気です。IMG_6791ワカメを刈取り、海水でボイル、それからpH30という濃い塩水に一日漬け、塩蔵作業が終わります。(写真は塩蔵用水槽)IMG_6790で、出来たのが塩蔵ワカメです。これをプレスに一晩かけ水抜きをし、芯を抜いて初めて出荷です。(もの凄い手間なのです)IMG_6810午後のワカメ出荷が昼前に変更、軽トラにワカメを積む傍らで集合写真です。皆さん忙しかったですね、ご苦労様です。

高倉荘でお着替えを行い、さんさん商店街で昼食&お買いものです。FullSizeRender5IMG_6804刺し身定食と天丼です。次回もこちらでお世話になるかも。IMG_6819雨もさんさん商店街、防災対策庁舎に着く頃には小やみになり、傘をさすことなく視察、お焼香ができました。防災対策庁舎は県の管理と補強工事の為4月1日から立ち入り禁止、道の反対側にあり「焼香台」より望みます。IMG_6818南三陸の最後は戸倉中学校跡を訪れます、今は「公民館」に代わる工事の最中で中までは入れず、手前の広場から海を望みます。IMG_6816東京への帰路、暴風の中バスは東京を目指します。運転のY・Iさんには試練でしたね。IMG_6802今回も無事安全に皆様を東京駅までお連れすることが出来ました。参加者の皆さんお疲れ様、そして感謝致します。完

追加写真FullSizeRender7春は水仙が沢山咲きます。IMG_6779メカブ削ぎで残った芯は海に「放餌」します。IMG_6817夕暮れの伊里前です。「歌津大橋」跡には毎回訪れます。

みなさん又お会いしましょう。