第21回ボランティアツアー 南三陸漁業支援 ②
第21回フェローズウィルボランティアツアー その2
昨年から始めている漁師カレンダー制作、その撮影今年も同行します。参加者さんが未だ夢の中の早朝03:30に起床し04:00高倉荘を出発、伊里前漁港に向かいます。港は真っ暗・・・実は伊里前漁港は新しく復旧し向側になっていたのですが、情報がなく暫くこの暗い港で待つことになってしまい、帰港する漁船の姿をみて慌てて新しい港へ急いだのでした・・・・。
朝日が泊崎半島から昇ってきます。
昨年、撮影をさせて頂いた「角万」さんの漁船が帰港しました。
秋鮭の定置網、風呂桶より大きな樽にいっぱいの鮭・・でも今年は不漁なんです。何故ならば震災で孵化場が津波で流され、翌年は放流できなかったからなのです。今年孵化場が完成し来年は100万匹以上が放流されるそうですが、暫くはこの不漁が続くかもしれないと漁師さんは言っていました。
我らがカメラマン、スタッフS・Kさん。白いズボンはカッパ・・流石です。角万さんの作業をカメラに収めたところで角万社長から「これもってけ」とひいか(ヤリイカ科)と言われる小さく可愛いイカを数十尾頂き、次の漁船の入港待ちの間に宿へ持ち帰り、朝食のおかずにして貰います。
なかなか待っても現れない船を待つこと30分以上、通りがかりの漁師さんにお聞きすると「志津川に入ったんじゃね~が」との事、残念・・と思っているところにその漁師さんから「ワカメの種作ってんだけども、見てみっか?」と、もちろんOKです!!海中でメカブから出る胞子を細いロープに上手く付くように工夫(これが長年の経験らしい・・)し、成長したワカメの種を養殖漁師さんに販売するそうです。
細いロープに小さなワカメの赤ちゃんが付いているのです。(小さくてカメラにはおさまりませんでした)
さて、朝食が終わった後の宿に戻り朝のブリーフィング後、一日の支援活動の始まりです。
撮影スタッフが宿に戻る前、既に集合写真!!良い天気です。昨日出来なかったブイのペンキ塗り、牡蠣用ブイの搬送、作業小屋前の片づけ・・・
とにかく作業は沢山あるのです。
T・Tさん宅ではブイをロープに括り付ける作業。いつもながら小屋からの景色は最高です!!
さて、フェローズの画伯A・Aさんにお願いし・・・
ついに書いちゃいました・・笑 (フェローズ号の誕生です)
なかなかの力作です!!
レオも同意見でした。 続く