企業ボランティアと共に
時を経るとともに、被災地を支援するボランティアさん達の数が減少しています。報道される機会も減少し、テレビでは被災地の現状を伝えることもなくなりました。
今日はクリスマス、イブの昨晩もテレビはバラエティー真っ盛り、巷ではパーティー&パーティー
被災地では21万人の方々が未だ仮設住宅での居住を強いられ、1500人もの子供達が親御さんを失っています。先日お亡くなりになられた菅原文太さん曰く「こんなに発展している日本で、三年半以上たっても復興ができないのは国の恥だ」と・・・。
そんななか、多くの企業がCSRの名の下 企業ボランティアを継続しています、、今や企業としての社会責任上、社会活動を推奨されることに理解する以上に有志の方々がまだまだ沢山いらっしゃることに敬服し感謝いたします。さて、11月は2社様のコーディネートを担当させて頂きました。PFS様:社員会として有志でのご参加です。。総勢50名
松島を訪問瑞巌寺は由緒ある古寺で、松島の名勝です。自然の要害である小島群と湾の形状で大きな被害を免れた松島は港で1.2m、そしてこの瑞巌寺では50㎝程の波高であったとのことです・・・しかし寒かった。松島をでて三陸道を経由して石巻・釜谷地区大川小学校に皆様をお連れします。 夕暮れも迫り(この時期の日暮れは早い)お焼香と献花をして頂き、今夜の宿泊先、南三陸歌津泊崎荘に向かいます。車中現地から一本の電話・・「明日はアワビの開口だぞ」・・予定していた漁業支援活動は一斉アワビ漁の為変更せざるを得ません・・。
とは言え、作業は必ずあるもので漁業支援班はアワビの選別作業と相成りました。一日の漁で数十万円の収穫を得られる「開口」、朝4時前に出船し、9時には帰港するのです。(この班・・アワビのご相伴があったとか)さて選別が終わったあとはワカメの種付けです・・沿岸は震えるほどの寒さです。
もう一班は地域活性の為に作付された「菊芋」の収穫です。一泊二日と短い活動でしたが、地域にとっては大切な支援です。11月下旬 MUFG様の企業ボランティアさん達をお連れして活動の開始です。(さんさん商店街で待ち合わせ)ホタテ耳釣り作業、寄木漁港前の作業小屋にて地域のオバちゃん、オジちゃん達とさてもう一班は歌津・泊浜漁港にてワカメの種付け作業。ワカメの種付けは沖の波の具合、雨などの影響を受けやすく難しい作業です。作業が早めに終わったので、その後、恵比寿丸の作業小屋での鱈はえ縄漁の釣り針付けです。作業終了後 船主さんと集合写真船主さん・・シャイです。(アワビ処理中・・参加者さんのお腹に収まりました 笑)
昼食は寄木にあるHさん宅作業小屋にて茹でたシューリ貝(ムール貝)のご相伴午後からは寄木班とは別に翌日開催される「福興市」の準備作業・・ベイサイドアリーナ正面の駐車場に沢山のテントを張り巡らします。一張り毎足を揃えて、一斉にテントを張ります。
翌日は全員で漁業支援、前日の担当の継続と、新たな牡蠣殻付けです。ホヤの種掃除・・イソギンチャクや小さな蟹、怪しげな虫がいます笑漁網縫いの担当は女性陣ブイの清掃・・担当リーダーの指導がいいですね。牡蠣殻の除去・・雨に晒されると劣化してしまうので、以前付けていたものと取り換えるそうです。午前中の作業を終え、集合写真 : 又会いましょう。皆さん本当にありがとうございました。
完