第2回フェローズ・ウィルボランティアツアー ④
5月3日からの三日間
沢山の参加者さんが支援に集ってくれました。
こんなに大勢の方々が未だ被災地の事を想い、そして訪れて頂いた事に心から感謝致します。
被災地は色々な困難に立ち向かっています、少しだけでも背中を押して差し上げる事ができたら
と、これからもこの活動を続けて参ります。 皆様に感謝です。(二回目の集合写真掲載です)
南三陸町を離れ、帰路途中 宮城南部に位置する閖上を訪れました。
この地は南三陸町と違い、海から東部道路に至る迄延々と平地が続いています。
伊達藩が作った運河があり、名取川が流れ仙台のベットタウンとして多くの住宅
そして田畑が広がる場所でした。
色々な事情もあり、まだ震災後の色を濃く残している所です、バス車窓から視察し「特養ホームうらやす」
で施設内に入ります。
誰もいない館内、誰もいない地区 静かな風だけが変わらずそよいでいました。
津波で割れた窓ガラスもそのままです、説明のいらない「物言わぬ語り部」です。
少し重い帰路になったかもしれませんが、今回初めての方々も多く、沢山感じて頂きたい想いからお連れ致しました。
三年経ち多くの支援団体の活動も終息しはじめ、VCへ訪れる方々も激減しています。
でもまだまだ終わってはいません、心のケアや経済再生の肝心な支援活動が必要になってくると思います。
お陰様で参加者皆様の想いに支えられ三年、30回のボランティアツアーを続けて参りました、こんなセリフが
又お会いしましょう。 完
追記:親子で参加して下さったKさん
娘さんのDVD観賞後のコメントが新鮮でした。