第20回ボランティア・ツアー③
前日は梅雨の雨模様でしたが、
2日目の今日は雨も上がり、薄曇りの作業日和です。
近くの菊芋畑『三山峰の道畑』の様子を見に行くと
菊芋が凄い勢いで成長していました。
因みに下の画像は2ヶ月前の5月の頃のものです。
収穫の秋が今からとても楽しみです(^^)
さんさん館に戻ると部屋からこちらを撮る人がいました。
※こちらはiPad(オレンジ)で撮影
こちらも負けずに撮り返します(笑)
朝のブリーフィングを終えて、おじぎをした後は
漁業チームと仮設チームの2班に分かれ、それぞれの現場へ向かいます。
仮設チームは平成の森のカフェ“あづま~れ”へ。
“あづま~れ”に到着するとお母さん達が開店前の掃除をしていました。
こちらで行った健康相談会の様子は後日改めて報告させて頂きます。
漁業チームは中山地区にある共同作業場へ。
こちらでは残っていた(残していた?)ワカメの芯抜き作業と、
地元の漁師Sさんのご自宅跡の細かい瓦礫の撤去と草むしり、
そしてワカメ養殖で使ったロープの縁り(より)戻し作業を手伝います。
漁師のSさんのご自宅は
チリ地震の津波も免れた高台に建っていましたが、
今回の津波はその時の津波の高さを大きく上回り、
Sさんのご自宅の2階の高さまで迫りました。
※Sさんのご自宅(平成24年8月撮影)
解体されたSさんのご自宅跡からは
ガラスや瓦、プラスティック、石などの細かな瓦礫に交じって
大きな石も出てきます。
同じ敷地の端っこでは
私達スタッフも今回初体験となる“縁り(より)戻し”作業が行われています。
長く海に沈められたロープには沢山の縁り(より)が出来ます。
次回のワカメ養殖作業に備え、
その縁りを戻し、海藻や種付け紐を取り除いていきます。
作業台を回しながらロープを重ねていき、
巻き上がったら今度は作業台を再度回しながら、縁りを戻していく・・・。
知恵と長年の営みを感じる作業です。
「う~ん、こんな道具があったら人の縁りも戻せるのかな~って(笑)」
(代表談)
昼食を終え、午後からは
作業を終えた瓦礫チームがワカメの芯抜きチームに合流です。
縁り戻しチームは炎天下の中、
「最後までやり遂げる!!」との固い決意の元、作業続行です。
(前回とはまた違った男気です!!)
作業を終えたワカメの芯抜きチームは
お世話になった漁師のSさんご夫婦ご挨拶をして
次の作業現場である寄木地区へ移動します。
縁り戻しチームも男気を見せて何とか作業終了です。
Sさんのお父さんがお1人でしていたこの作業、
炎天下ではとても辛い作業です。
皆さんのお陰で全て終了することが出来ました。
有難うございました!!
続きます。