デフリンピックから考える
皆さん、デフリンピックってご存知ですか?
4年に1度、世界規模で開催される聴覚障害者(ろうあ者)の競技大会です。
今年はちょうど開催年であり、今月の26日~8月4日の9日間、
第22回夏季デフリンピック競技大会がソフィア(ブルガリア)にて開催されます。
http://www.jfd.or.jp/sc/sofia2013/
「被災地の話を手話で伝えられたら・・・」と思いたち、通い始めた手話教室に、
某日、デフリンピック陸上日本代表の高田裕士さんがいらっしゃいました。
こちらで行われる(ご本人の)激励会に参加される為で、
激励会の後は、皆さんから写真撮影やサインをお願いされていました。
高田さんは第22回デフリンピックにおいて
『400mハードル』と『400m×4リレー』の2種目に出場されます。
再度の質問ですが、
“皆さん、デフリンピックってご存知ですか?”
あるアンケート結果では“認知”の割合が全体の約2%しかなかったそうです。
世界レベルでは日本は最も低い認知度だそうです。
「殆どの方々はデフリンピックをご存じないと思います。
こうして頑張っている私達を是非宣伝して下さい。」
高田選手から想いを込めたメッセージを頂きました。
因みにこの教室では
独自で「被災地への視察」「ボランティア・ツアー」を行っています。
もちろん参加者の殆どが聴覚障害者(ろうあ者)です。
犠牲となった人達への祈り、
辛い想いをしている人達へ寄り添う気持ち、
少しでも力になりたいという支援の想いは
聴覚障害者(ろうあ者)の人達も当然同じです。
そして、こちらも当然ながら被災地にも聴覚障害者(ろうあ者)はいます。
ろうあ者はどのようにして、そのサイレンを聞いたか
身障者の方はどのようにして避難したか・・・そして今は。
来月17日~23日に東京新宿の劇場にて上映予定です。
つい置き去りにしてしまいがちな、こういった問題も
今後向き合っていければ、と思いました。
※高田選手の激励会の画像
因みに私は小学生の可愛い子供達と同じクラスです(笑)
完