第16回ボランティア・ツアー⑥
ツアー最終日。
震災から2年目の朝は積雪となりました。
沖縄チーム(team@NAKADA)は初めての雪に大喜びです(笑)
校庭では寝転がる人々。
雪には大人を子供に変えてしまう力があるんですね(笑)
出発前にさんさん館のお姉さま方と一緒に全員で記念撮影です。
さんさん館のお姉さま方の中にも
午後から行われる「追悼式」に出席される方がいらっしゃいます。
そういうお話を聞くと
今日は「そういう日」なんだと改めて実感します。
午後からの『3.11追悼音楽会』まで町内を見学します。
最初に立ち寄ったベイサイドアリーナで
南三陸町災害ボランティア・センターのセンター長でもある
猪又課長が参加者の皆さんへ
ボランティアのお礼を兼ねてご挨拶に出て来て下さいました。
猪又課長は震災当初から災害支援対応・対策等に携わり、
現在も南三陸町復興の為に第一線でご活躍されている方です。
話される内容は携わってきた者としての説得力と重みがあります。
以前から猪又課長に直接お話を聞く機会を設けたいと願っていましたが、
猪又課長はとてもお忙しい方なのでご迷惑を考え、諦めていました。
今回突然ではありましたが、それが実現し、とてもとても嬉しく思います。
「地元の人達は今はまだうわべの笑顔です。
それを皆さんの力で本物の笑顔に変えて下さい。」
最後に参加者さん達へ仰った猪又課長の言葉が心に残ります。
(猪又課長、お忙しい中有難うございました!)
※猪又課長の任期は後2年という事ですので、
参加者の皆さん、また是非猪又課長に会いに来て下さいね!!
ベイサイドアリーナを後にして、
混雑が予想される防災庁舎へ先に向かいます。
防災庁舎では僧侶の団体が読経?をあげていたり、
チマ・チョゴリを着た巫女の様な女性が舞を踊っていたり、
早い時間とはいえ、
既に色んな人がお花や線香など手向けています。
私達も黙祷を捧げ、次の戸倉地区へ移動します。
戸倉中学校は約20mの高台に建っています。
津波はその戸倉中学校まで軽々と押し寄せてきました。
当時、校庭では押し波と引き波がぶつかり渦を巻いていたそうです。
戸倉地区の後、さんさん商店街へ立ち寄り、
※『ありがとう』蒲鉾を発見!
買い物を堪能して頂いた後は、
『3.11追悼音楽会』の会場となる上山八幡宮社務所に向かいます。
続きます。