南三陸漁業支援:ワカメ収穫ボランティアツアー ③

オフィスビルやマンションが多く建ち、多くの情報が溢れ、多くの人達が交差する街に住んでいるとややもすると「人は自然の営みのなかで生かされている」ということを忘れてしまいそうな私達ですが、一歩踏み出してこの地に来てみると、自然とともに生きる、人本来の営みが見て取れ、「ああ、これが本来の生き方なんだな」と思い起こすことができます。

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今日もメカブ削ぎ日和、朝から沢山の船が沖へと走り、大量のメカブを刈って港に戻ってきます。

お世話になった宿のご主人といつもの様に集合写真

港ではワカメのボイル作業、、、湯気がたなびく漁港、これが春の風物詩なんです、今回で13回目の春です。

賑わう漁港に変化があります、、震災後に生まれた孫たちが浜の手伝いに来ています、逞しいお父さんやお母さんを見ながら、ほほ笑む爺ちゃん婆ちゃんと一緒にメカブ削ぎの手伝いを行います、、、季節の春とは違った、、この地の「春」を感じました。

フレコンバック三袋、、3トンのメカブを削いでいきます。

船着き場に無造作に放置された不思議な物体、、、なんとメカジキ・マカジキの吻(ふん)、、角、漁師さんに聞くと「いらね~がらもってけ」とのことで、四人分頂戴しました、、自宅に飾ろうかな、、。

小さいのがマカジキ、大きいのが100㌔超のメカジキの吻ということでした、こうゆうの男子は憧れるんですよね

お世話になった漁師さん達と(お孫さん付)いつものように集合写真です。

作業が終了し、現地にお別れし、さんさん商店街で簡単な昼食とお買い物をして頂きます。                私たちは参加者さんを安全に東京から南三陸にお連れし、東京までお送りすることを大切にしています、現地解散者に「気を付けて帰ってくださいね」とお声をかけ、三日間の活動の振り返りを行い、解散します。

常磐道には線量計が設置され、当日の放射線量を測定し伝え続けています。

かつて除染残土が詰め込まれたフレコンバッグが山のように積まれていた広大な土地は、フレコンバッグに替わり、太陽光発電用のパネルが延々と並んでいます。

20:00前、無事東京駅に到着  

参加者の皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした、またお会いしましょう。            完

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