南三陸3.11&漁業支援ボランティアツアー①

2011年3月11日、東北太平洋側で発生した巨大地震とその後に到来した津波、その津波の影響で事故をおこした福島第一原発、その災害を総じて「東日本大震災」と呼ばれています。

あれから13年が経とうとしています、その災害支援に携わって今日まで継続した活動を続けています、その間日本では昨今の能登半島地震はじめ多くの自然災害が発生し、多くの命が失われ沢山の方々が被災しています、その実態をややもすると忘れてしまいがちな日常、その日常のなかで「忘れない」「忘れさせない」為にもこの活動の意味はあると信じています。

今回のツアーは追悼の日が平日ということもあり、仙台駅集合、レンタカーでの南三陸行きとしました、参加者は現地集合含め10名、こじんまりとしたツアーとなりましたが、催行ができました、ツアーの回数は企業コーディネートを含め141回目となりました。

石巻にある大川小学校を訪問し、献花をさせて頂きます。

お陰様で、お天気も回復しました、いつものことですが感謝です。

小学校を見下ろす高台(震災前土砂災害防止の為に作られた)には震災前の写真が飾られています。

参加者の大学生の方々、宮城県多賀城市、亘理町からの参加、小学生のころ地元で被災、こんなに成長し、愛知のお友達も誘って追悼に参加して頂きました。

伝承館の副館長からのお話を熱心に聞いていただきます。

大川小学校をでて、南三陸町戸倉地区にある「たみ子の海パック」工房を訪ねます。

阿部たみ子さん、私たちがずっと応援している方です、当日は蒸し牡蠣を用意し、私たちを待っていてくださいました、今回はyoutube作成の撮影とインタビューもあり、お時間を頂戴しました。

この戸倉っ子牡蠣、本当に美味しいです、参加者やスタッフに振る舞ってくださり、参加者から「こんな美味しい牡蠣は初めて」「こんど通販でたのもう」との声が聞こえてきます。

たみ子さんから今日までの経緯などの話やワカメが育つまでの紙芝居をみせて頂きます。

特に今年は温暖化の影響が強く、海水温の上昇や時化が大きくなり、海産物が大きな被害を受けているようです。

被災した集落にはたみ子さん宅の作業場が一軒あるだけで、13年間時が止まったまま、そこに営みを見出し、頑張っている姿に勇気をもらいます。

仙台からレンタカーでの移動で、時間に余裕があった為、戸倉中学校跡に立ち寄ることが出来ました。

戸倉中学校跡にある時計(写真後方)は14:46:48で止まっています、私たちがあるいている場所まで津波が侵入してきました、幸い生徒はじめ避難してきた地域の方々は生徒や先生の誘導で二階に避難し助かりましたが、その誘導にあたっていた生徒さん先生がお亡くなりになりました。

中学校裏手から海を見下ろします、約20mしたに海や戸倉の集落(があった場所)が広がります、津波は私たちがたっている、土手を乗り越え、中学校に侵入しました。(上から津波の高さを目線で実感できる場所は少ないのです)

さあ、さあ、宿泊先高倉荘に到着、冷えた体に温かい「どんこ汁」が染みます、相変わらずの量です。

これだけでお腹いっぱい、、でも食べてしまうんですよね笑

たみ子の海パックで集合写真、たみ子さんまた来ますね!!

                                               続く

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