第67回GW南三陸漁業支援ボランティアツアー ③
第67回フェローズウィルボランティアツアー その3南三陸の朝はどこから望んでも美しい。
さあ、早朝からメカブ収穫の追い込みにかかります。今日も泊浜・寄木漁港二手に分かれて活動します。海は穏やかです。何を言われなくても、手が勝手に動くのです。三人娘も参戦です!(ピンクカッパ)赤・黄・青で三人娘さん達こちらも負けずに、メカブ削ぎ削ぎ!てんこ盛りのメカブの山を相手に、沢山の手が格闘しています。「これ本当になくなるのかな~」。それがなくなるんです!
午前中一杯で、何故かちゃんと終わるんです。これって手数を計算して漁師さんがメカブを刈る量を決めてるんだな、、とやっと納得。皆さんご苦労様でした。笑顔が良いですね!!
さっさと着替えて、本日の昼食はハマ~ㇾ歌津です。これ、○○○○円 ほんと~?実はいつも商店街のイベントを手伝っているフェローズさん用特別バージョンなんです。今日も朝から我らがスタッフが、店内の厨房でずっと揚げ物をやってくれていました。「こんなに仕事出来る人いないよ、もう明日も来て欲しいよ」とは店内スタッフのおかあさん。さあ、お腹も膨らんで、これからさんさん商店街でお買いもの。さんさん商店街から八幡川をはさんで向かい側にある、防災対策庁舎で焼香を行い、戸倉中学校跡を視察します。
もうかれこれ70回、いつもこの場に立っています。いつも同じ事を説明します。目をつぶっても光景が浮かび、言葉が出てきます。「皆さんの目線、それが津波の高さなんですよ。海面と比べてどれだけのものか、体感してみてください。皆さんが生きている場所に災害は起こらないだろうと思っているのではないですか?いいえ、起こります。大切な人を守って頂きたいから、いつもこの場所にお連れしています、自然とは災害とは人の想像をはるかに超えるものなんです。過去に囚われないで、大事な人の手を離さず、全力で逃げて下さい。」「それが多くの失われた命に対する、私達の使命ではないですか?」
参加してくださった、すべての皆様に感謝です。 完
オマケ写真植樹したレンギョウがもうこんなに大きく育ちました。去年のハマナスだって元気です。田束山に咲き乱れる、つつじも良いけど、海辺にそっと咲く花も良い。四季折々を感じれる時が愛おしい。いつ来ても、同じ方向を、同じ表情で見つめている、津波で転がされてここにたどり着いたモアイ。長い物語を語ってくれそう。今年のクリスマスもお願いしますよ!!どこのコーヒーより、ここのモーニングコーヒーは美味しい、、ごちそう様でした。