第61回南三陸上山八幡宮稚児祈祷応援ボランティアツアー その3
第61回南三陸ボランティアツアー ③
稚児祈祷を終え、漁業支援の為、秋の寄木に入ります。海中に沈めてある籠に着いた貝や、海藻などの付着物を取り除きます、とにかく養殖業には沢山やらなければならない事が多いのです。こちらもブイについた付着物の除去作業、付着物が、がさっと取れたときは気持ちが良いらしい。(女性漁師三人組、今回もご一緒です)
写真上、帽子姿は常連参加者さんのIさんです、今回は個人で飛び入り参加 笑。(Iさんと談笑中の漁師K・Hさんです) 写真下、こちらはワカメ養殖用ロープの掃除、これも漁師さん達にとっては重労働。先日の度重なる台風で打ち上げられた流木、そういえば今日は漁師さんの姿が見えない、地域共同で海に流れ出ている夥しい数の流木の除去作業をしているらしい、海に生きる者に自然は幾つもの試練を与えています。でも漁師さんは振り返らず、いつも前を向いて生きています。爺ちゃんが釣りで捕ってきた、ヒラマサとワラサを上手にさばいています、「これは二日位おいた方がうめえんだ」と伺いましたが、今晩の酒のあて、カルパッチョになってしまいました。スヌーピーも秋を感じているようです。笑 A・Aさん多少のお化粧直しが必要ですよ!(A・Aさんとはこの子の作者です。)
一日の活動を終えバスはさんさん館へ帰ります。また明日ね~。曼珠沙華(彼岸花)花言葉は「再会」です。毎年、お彼岸のその日に合わせたように咲きます。自然とはいえ何か伝わるものがありますね。
翌日 我らがスタッフS・Kさんの写真撮影に同行し、雨の戸倉へ向かいます。今回の写真モデルはAご夫妻、船は小金丸、ご婦人はあの「たみこの海パック」生みの親 T・Aさん。今年の漁師カレンダーの写真撮影(この船着き場、震災前は数隻停泊していたそうですが、廃業や転居により今はこの小金丸一隻となりました)とにかく、海の上の漁師さんはカッコいい。雨の降る中、牡蠣の筏の点検に出発、カッパ着てくるの忘れた 泣初めての撮影の時には「酔うかしら」と心配していたS・Aさん、今ではカッパ着用の立派な船上カメラマンです。 雨や揺れもなんのその!牡蠣ロープを揚げ、成長の確認です。牡蠣の周りにはびっしり、しゅーり貝(ムール貝)がついています。うむ、これはワイン蒸しかな、、、でも漁師さんにとってはこれが迷惑な貝なんです。このしゅうり貝を除去するタイミングもあるそうなんです、「小さすぎると除去しても海流にながされ他のロープについてしまう、だからある程度大きくして海中に落ちていく迄待つんだよ」う~ん流石です。台風で崩れた崖、このように崩れたところから沢山の木が流れでてしまっているのです。
たみこの海パックの拡販について、T・Aさんと打合せ。
なんと、あの乗り換え案内の「駅スパート」がこの度企画する「駅スパモール」が南三陸を取り上げて下さることになったのです。
続く