第59回南三陸ボランティアツアー その2
第59回南三陸ボランティアツアー ②
翌朝は曇り空、野外活動にはとても優しい天候ですが、予報は午後から雨模様さてさて、、、、朝、お借りしているロッジから海を眺め、いただくコーヒーが活動朝の日課になってきました。さて参加者さん達を迎えに向います。
毎回、毎回続くブリーフィング、以前そんなに真面目にやらなくてもと言う、別ボラバスの方がいましたが、どんな時でも安全優先と諸注意は必要なんです。前日伊里前を訪問し、夕食後3.11当日のDVDを観て頂き、この街がどのようなところであったか、津波によってどうなったか、そして今はどうなのかを知って頂きました。(後ろ姿はTさんご夫妻)東京からいつも個人で来られている女性ボランティアのお二人は早々に作業中です。リピーターのT・Hさん、高校生での参加ですが、叔父さんに連れてきてもらってからは、お一人で参加して下さっています。さて、こちらも牡蠣養殖用のロープ掃除を開始します。(左からスタッフY・Iさん、婆ちゃん、参加者Tさん(ご主人)、スタッフM・Aさん
T・Tさん、お花が大好きです。夏の花「ペチュニア」が咲き誇っています。H家婆ちゃんが「畑に行くぞ!、今の時期なにもねえからネギやら大根やら持って行け!」ということで何故か畑で収穫作業、、今晩のBBQで使うお野菜をGET! さて昼食時間。当日は伊里前の復幸商店街に長野県よりそば打ち支援の活動にこられた方々のおそばをいだだきに行ってみました、お弁当もあるので夜のBBQ迄お腹が空くか心配、、、活動中の平成の森、集会所よりばあちゃん達をお連れし、皆さんと一緒におそばを堪能して頂きました。「車で来れば近いけど、あそこから歩いては来れねえから、連れてきてもらって良かったよ、、」車がないとどこにもいけないのです。
午後の作業はBBQの準備と半々、、さて夕刻が迫りBBQの始まりです。午後から続いた小雨も止み、青空が夕日に広がってきました。お疲れ様でした、、、、で乾杯!!乾杯後、お酒やお肉が進みます、、若者はいつも一塊になります、若手漁師のY・Hさんはたしか去年もこの位置で大学生と話し込んでいました、左は参加者T・Hさん中心は大工さん(最近は釣り師)Iさん、単身支援の延長で今や住人となっています。いつも女性陣の真ん中にいます笑。
お酒が入ると増々饒舌なK・Hさん(手前69番)と入らなくてもいつも饒舌なY・Hさん、共に寄木漁港漁師さんです。こんかいは参加者さんは少なかったのですが、それなりにこじんまりと、和気あいあいです。スタッフ&参加者のY・Iさん(Tシャツ姿)、参加者Tさん(ご夫妻で参加)に漁船&漁の説明です、頼もしいです。個人参加のお二人にも参加して頂きました。(BBQは沢山いた方が楽しいですし、ボラ仲間ですから!)Y・Hさんが焼きホヤを作ってくれています、奥はスタッフM・Aさん、お肉も、野菜も、ホタテも牡蠣も、、お腹いっぱいです。でも〆の焼きそばは別腹でした。
お昼に畑からとってきたネギを土がついたまま焼きます、「ほんとうに食えんのかな」と心配顔のK・Hさん、奥は参加者M・Tさん(実は昨年も参加のBBQ名人なのです)日が沈み、蜩が鳴いて、港は暗くなりましたが、照明をつけ、焼きそばの出番を待ちます。焼き手はY・Iさん、補助はM・Aさん。はい、並んで並んで!!
4時間あまりBBQを楽しみました。 静かな、静かな漁港は華やかな照明と笑い声に包まれ一日を終えます。 続く