第17回ボランティア・ツアー③
削いだ後のメカブの芯を海に戻しに行きます。
メカブの芯はウニや鮑の餌になるのです。
エコというか、リサイクル?循環・・蓄養ですね。
寄木港から少し離れたこちらの港でもメカブを削いでいました。
メカブ削ぎの隣りには奇妙な光景が・・・。
ワカメが所狭しと並べられています。
聞くと、ワカメを乾燥させて粉末にしたものを
飼料として羊に食べさせるのだそうです。
ホエ―豚の様なものなのでしょうか。
塩味ならぬ潮味とミネラル豊富なワカメの飼料・・・を食べて育った羊。
想像するだけで既に美味しそうです。
Mのお父さん(名字のイニシャルです!)、
その時は是非呼んで下さいね(笑)
メカブ削ぎの作業の後は
それぞれの作業小屋でワカメの芯抜き作業に取り掛かります。
お昼休み。(※画像はお昼にH家で振る舞われた牡蠣汁です)
を挟んで、ひたすら作業です。
繁忙期はさすがに忙しいです。
夕方、作業終了の時間となり、
伊里前の歌津大橋に立ち寄りました。
以前の看板には3月末で撤去作業に入ると書いてあったのですが、
まだ本格的には始まっていない様です。
解体工事や撤去作業が進むという事は
復興の証ですから、それは大変喜ばしい事です。
けれども、その反面
津波の脅威を今後いかに伝えていくかが悩みどころです。
もちろん説明力の問題ではありますが、
どれだけ多くの情報を含め、表現豊かに説明しても
そこにある『現実』には到底敵いません。
これらの『現実』がなくなってしまう前に
1人でも多くの方に見て、知って、感じて、
そして何かを学んでいって欲しいと思います。
≪本日のおまけ画像≫
参加者さん達の為に
お昼に振る舞う牡蠣を運ぶHお父さん(名字のイニシャルです!)
(お父さん、有難うございました!!)
続きます。