第16回ボランティア・ツアー③
翌朝。
昨日の作業の疲れもなんのその。
早朝の散策を楽しむ皆さんはとても元気です(笑)
※部屋にいる参加者さんに向かって手を振る元気な女子
さて、本日は作業場ではなく、作業現場が3か所となります。
昨日の続きとなる馬場・中山地区と
いつもお世話になっている寄木地区、
そして看護師チームの平成の森です。
ブリーフィング後、それぞれの現場に向けて出発です。
先ずは寄木地区から。
寄木地区の歌津港では震災から2艘目となる漁船の進水式がありました。
滅多にない進水式に2度も立ち会えるなんてとても幸運です!
(1度目は第8回ボランティア・ツアーでした)
その一方で、未だ新造漁船が2艘という現状に震災の爪痕の深さを思い知ります。
色鮮やかな大漁旗で飾り付けられた漁船が港に入ってきました。
操舵する漁師さんの勇姿も見えます。
近づく漁船とその勇姿に
港で迎える側も気分が高揚し、ワクワクしてきます。
着岸するなり、船から紅白のお餅とお祝いのお金が撒かれます。
一斉に歓声が上がり、笑顔が溢れます。
※画像奥に撒いてるお餅が見えます。
私どももお祝いのお相伴にあずかりました。
※お餅をゲットしたT(4人目)さんと満面笑みのMさん
※早速かぶりつくKさんとOさん
※つつましく齧るTさん(2人目)とIさん(1人目)
因みに・・・振る舞われるのはお餅・お金・お神酒・当たりくじ等など。
進水式は家の建前(上棟式)と同様に神様に安全祈願をするものです。
これからも沢山の笑顔がこぼれる様に願いました。
進水式の後は作業再開です。
寄木ではワカメ作業と小屋の塗装作業の2班に分かれます。
本日の天候は曇り。雨のち晴れ・・・。
「こんな日は風が吹くんだよな~」
漁師のK・Mさんの言葉通り
物凄く冷たい、そして強い風が吹き始めました。
進水式を午前中にしたのはこんな理由があったんですね。
(さすが漁師さん!)
昼食にはHお母さん(名字のイニシャルです!)が手作りのお惣菜と、
温かい牡蠣汁を振る舞って下さいました!!
こんな寒い日は特に有り難いです!!(そして大変美味です!!)
昼食後の作業も順調に進み、
1日の作業を終えたワカメ班皆で記念撮影です。
塗装班は隣の小屋の2階でMさんご夫妻を囲んでまったりおコタで撮影です。
塗装班は屋外の作業だったので、強風が吹き荒れる中、
ペンキと鼻からの汗を飛ばしながらの過酷な作業となりました。
(寒い中本当にお疲れ様でした;;;)
それでも、塗装班“紅一点”のTさん(5人目)のお蔭で
場の雰囲気は終始明るいものとなりました。
(Tさん、有難うございます!)
Hさん小屋の外ではY画伯の浮玉が揺れていました。
続きます。