第15回ボランティア・ツアー④
作業を終えて、伊里前に移動します。
※伊里前への移動画像ではありません。
バスから降りて徒歩で歌津大橋に向かいます。
ここからは伊里前周辺を一望できます。
津波で折れた標識の根本。
この大橋は来月解体工事が始まるそうです。
宿に到着すると、夕食の時間まで余裕があったので、
参加者さんと一緒に近くの碁石海岸へと向かいました。
“碁石海岸”という名の通り、この海岸には
波に削られて丸くなった碁石の様な黒っぽい石が
ゴロゴロと沢山転がっています。
波が荒く、寄木地区とは全く様相が違う海です。
この荒い波のせいなのか、
この険しい岩だらけの地形のせいなのか、
泊浜は有数のアワビの漁場だそうです。
全員海の方を見てシャッターを切っていました。
こちらは碁石海岸とは反対側に位置する泊港。
停泊する漁船の数々を眺めながら、
復興の兆しと地域の逞しさを感じます。
港からの急な坂を上ると、
仙台藩の作った史跡にある小さな灯台が見えました。
散策を終え、宿に向かう途中で
こじんまりとした仮設住宅を発見しました。
暗がりの中に儚げな光を灯し、ひっそりと静かに建つ住宅です。
続く。