南三陸漁業支援:ワカメ収穫ボランティアツアー ②

いつもながら、宿泊先高倉荘からみる朝日は素晴らしい、昨日は震災とその後の13年間で何が起こったのか、今はどのような状況なのかを見ながら、南三陸町迄やってきましたが、今日からは震災があっても前をむいて逞しく生きていらっしゃる漁師の方々と交流しながらの活動です

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今年のワカメ収穫高は例年の5割以下、大きくなっている南岸低気圧による時化、海水温の上昇の影響で、ワカメが切れてしまったり、ワカメの品質が劣化したりと、皆さんご苦労されています。獲れていた鮭やサンマが海水温の上昇で捕れなくなってから急激に海の状況が変わっているようです。

それでも漁師さん達は海を信じ船をだします。

南三陸町寄木漁港でのメカブ削ぎ

南三陸町泊浜漁港でのメカブ削ぎ、今日は二班に分かれ、各々から頂いたお手伝いの依頼に応えていきます。

とにかくメカブ作業は時間勝負、午前中の出荷にあわせて家族総出で作業を行うのですが、私たちが加わるとメカブ削ぎ量が格段とあがるので、漁師さん達は人数に合わせ海からメカブを刈ってきます。皆さん私たちの応援を心待ちにしているようです、午前中の天候も味方し、作業は順調に進みました。

この日は東京から恵泉女子学園の生徒さんたちも手伝いに来てくれて、港は大賑わいでした。

熱い湯が沸くワカメ茹での釜にメカブを入れると綺麗な緑色に変身、さっそく頂きます。「これが細かく刻まれてスーパーに並ぶのか?」、、、そうです笑。

午前中のメカブ削ぎが終わるころ、空からポツポツと雨が落ちてきて、小屋作業に入ります。

塩蔵されたワカメを束にする作業、芯抜きされたワカメの袋詰めの作業を二班に分かれ行います。

爺ちゃんが剥いてくれた牡蠣を使って「牡蠣汁」を作って頂き、昼食にあわせ頂きます。

中芯の煮物と一緒に、、、

さあ、午後の作業に取り掛かります。

グラム数を測って、一塊にしていきます。

その塊を二人一組になって袋詰め

ワカメの塩蔵は息子さんの提案で短時間で仕上がる装置をつかって行います。以前は濃い塩水に一晩浸透させ、それ以前は塩をまぶして、、塩蔵作業はどんどん進化しています。

この作業も手数が多いほど進むのです、いつもはご家族4~5人で行ってますが、私たちがくると一気に10人以上の手数になります。

向かいの作業小屋でもせっせと作業が進みます。

午後16:00過ぎ迄作業を続け、民宿にもどって1日の疲れを癒します。           続く

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