第6回3.11追悼ツアー&漁業支援 その3
追悼の日 今日はメカブ引き取りの業者さんがお休みするとの事で、メカブ削ぎの作業はお休みです。朝食後、参加者さんは寄木地区に集合です。Y・Hさん宅で、芯抜作業補助のワカメ束ね作業の開始です。お母さんふくよかになった?「正月食いすぎた」笑。こちらは野外の塩蔵タンク前にて同じくワカメ束ね作業の開始です。当日朝、現地集合の方々がBRT歌津駅に到着!!お迎えに行き、直ぐ作業が出来るように着替えを取り出して貰います。M・Hさん(上)・K・Hさん(下)宅のお手伝いに入ります。婆ちゃんから「ワカメ食わしてやれ」と早速ワカメ切り笑。で、さっそくみんなでワカメの試食うっま~い、こんなワカメ、初めて!! 当然です。H家長男のY君、「乾燥ひじき作りました」・・・ゆうやヒジキ? 良いネーミングかも。似顔絵シール作って、賞味期限入れて、 さあ販売します。
昼食の弁当を引き取りに伊里前復幸商店街に伺った際、このような新聞記事を見かけました。陛下が震災後訪れて下さった、伊里前小学校校庭。海に向かって黙とうをして頂きました。感謝
「鳥居の中には紅梅、福寿草が咲いている」工藤さん朗読の紙芝居「ぼくのふるさと」の一節。あの日も同じ風景がここにはあったのでしょう。
社務所で昼食を頂き、工藤真弓さんのお話を聞く前、いつものように海に向かって黙とうを行います。 毎年の事ですが、この「時」雪が舞います。参加者34名、みんな工藤さんの語りに耳を傾けます。参加者の皆さんからの質問や意見を聞いて頂きます。
さて、14:30過ぎ、外に移動。その時を迎えます。町長の追悼の挨拶の後、町内にサイレンが鳴り響きます。私たちは一番高いところ(新しい工藤さんのご自宅前)で全員手を繋ぎ「黙とう」を行います。6年の月日が経ちました、見えるものは変わり、見えないものは中々変わらない南三陸町です。
取材に来られていた、Y新聞の記者さんに集合写真をとって頂きました。
さて、3月3日に本設オープンした、さんさん商店街で散策します。知り合いの店舗がなくなり、寂しさもありますが、先ずはめでたい、めでたい。 南三陸の杉の木をふんだんに使った商店街建物、なんとかけんごさんと云う方の設計だそうです。「ちなみに設計費は建築費の10%だってよ」と現地の声。取材、取材、録画取り、録画取りのマスコミさん達。 明日からも、ちゃんとありのままを伝えて下さいよ!!
嵩上げされた場所に作られたさんさん商店街はあの防災対策庁舎屋上や上山八幡宮敷地と同じ高さになり、又風景が変わりました。
民宿に帰る前に、歌津伊里前にある慰霊塔を訪問させて頂きます。本設商店街は4月23日オープン予定。まだまだ、伊里前は嵩上げ中途、歌津駅も流されたままの状態です。
続く