ボランティアツアー続編 お遍路行
ボランティアツアー最終日、ツアーをスタッフM・Aさん、S・Iさんに委ね、お遍路にでました。
多くの参加者の方々、そしてスタッフの想いをどうにかして伝え歩きたいとの思いからお遍路行を決行しました。南三陸の防災対策庁舎をスタートとし、気仙沼の捕陀寺ゴール迄の道のり、神社・お寺にお参りさせて頂きながらの徒歩行です。
朝、さんさん商店街を出発コスモスに応援され防災対策庁舎上山八幡宮に最初のお参り細浦を経て(浄性寺にて)
二日目は泊崎を出発し、馬場・中山・田の浦沿岸を通りひたすら岩井崎を目指します。昨日は膝が笑い、、今日はどうなるのでしょうか。(写真は馬場中山地区のボランティア基地、生活センター下です)カフェカナッペではイベントの最中でした。K・Tさんも元気そうでなによりです。
小泉地区では流されたままの気仙沼線陸橋下をくぐり進みます。喉がカラカラです。
清涼院へお参り、45号線はとにかく長い、休憩を取るところも、飲料水を飲むところもなく足が前に進まなくなってきました。鳥居も本堂も流され道端に佇む社に参拝二日目最後の参拝(地福寺にて)今日は徒歩行33㎞。岩井崎先端にあるお宿の遠いこと、疲れと体の痛さで眠れませんでした。挫けそうな気持ちを参拝のたびに判らぬ力が支えてくれます。三日目の朝、足腰が立ちません。朝日が「頑張れ」と元気をくれます。岩井崎を出発し気仙沼駅傍の捕陀寺を目指します。美しい朝の海慰霊の塔へお参り(海でお亡くなりになられた方々の慰霊塔、周りの墓は嵩上げの為に撤去されるそうです)琴平神社へ朝の参拝、最知を目指し沿岸部を歩きます。最知にある海蔵寺の参拝気仙沼市に入り、最初の参拝(八幡神社、ここは小高い丘の上にあり避難の拠点となったところです)どこまでも続く坂道、足を置いて前に進みたい。山間にある、観音寺に参拝三日目最後のお寺、捕陀寺到着です。境内には樹齢数百年の樅の木があり、そのご神木に触れさせて頂き生気を頂きました。出来るかな?と思ったお遍路ですが、目に見えない力に支えられ3日で32時間歩きとおすことが出来、徒歩行80㎞、21か所のお参りができました。