第10回フェローズウィル南三陸ボランティアツアー ③
第10回フェローズウィルボランティアツアー その3
今日は1月17日 阪神淡路大震災から20年を迎えました、朝から特番が入り、イベントも開催されていると思います。明日18日はどんな報道が紙面、テレビでは行われるのでしょう。http://hanshinawaji.yahoo.co.jp/ 合掌
翌日の(今日も良い天気)朝食時、婆ちゃんのバースデー計画を発表します。 (一名さんまの煮付けが苦手な人がいます)立歌津・寄木Hさん宅作業小屋に到着すると、山の上からばあちゃんが降りてくる姿がありました。昨日購入したケーキ、そして参加者Tさんの音頭取りで「バースデー」の歌声 M・H婆ちゃん76歳のお誕生日です。 これからも元気で・・・!!無事計画は遂行されました・・笑本日、午前中のお仕事はホヤの種取り。
シュロのロープを海中に沈め、ホヤの放卵を待ち、その卵が海流に乗って運ばれロープに絡みつき成長します。(写真中赤いのがホヤの赤ちゃん)ホヤの放卵はサンゴと同じで満月の夜に行われるそうです・知ってました?とにかくシュロのロープにはシューリ貝(ムール貝)イソギンチャクらしきもの、名前も判らない虫が一杯ついています。作業はビニールの前掛をつけて行われます。(写真左手前からMさん、Bさん、Sさん、右手前からTさん、Nさん、Nさん、Tさん、Hさん) 奥に熟年カップルがいます。綺麗に掃除されたロープは適当な長さに切られ、別のロープに括り付けられます。(写真K・Hさん) これから三年海中に沈められホヤは成長します。(写真は昨年収穫された三年ホヤ)
誕生日のお礼といって爺ちゃんがサンマを持ってきてくれました。(愛妻家です)サンマ船内で急速冷凍したもので北海道で採れた油の乗ったサンマだそうです。火おこし、サンマ焼き担当は現地スタッフIさん、とにかく煙が凄く、このままだと墨になってしまうのではと ギャラリーは心配顔うん、良い焼き上がりです。Iさん、将来はサンマ焼きで生計を立てる計画があるそうです・・ないない笑
参加者の皆さんが口を黒くして美味しいサンマを召し上った頃、関西からこられた3名の帰りのバス時間が迫ってきました、平成の森での看護よろず相談スタッフの迎えと歌津駅前への送りを運転スタッフIさんにお願いし皆でお別れのお送りをしました。
宿泊先 高倉荘での集合写真帰ってきた方々もサンマを頂き、帰りの準備です。そういえば、ナマコも頂きました(青ナマコ)初めての方々もおられましたが、一名(Nさん)一人で殆ど平らげました。歌津に別れを告げ、高倉荘で着替えをし、さんさん商店街で昼食とお買いもの。知り合いの店主曰く、「人が来なくて参った、昨年の12月から来なくなった」休日なのですが人はまばらです。 暖かくなって沢山の人が来てくれるといいですね。いつも立ち寄りお焼香をして頂く防災対策庁舎の前には高く嵩上げされた「小山」が出現しています、大型の重機が忙しそうに稼働しています。・・・ここは浸水域・・将来は公園になる計画だそうです。(写真中看板が嵩上げの高さを示しています)戸倉中学校跡・・参加者さんの目線の高さが3・11津波波高と同じ高さ(津波の高さを実感できる所です)視察を終えバスは東京へと向かい、予定よりやや早く東京駅に到着しました。
参加者の皆さん、又お会いしましょう。 完