第22回ボランティア・ツアー②
境内の準備も終わり、
工藤ご夫妻のお息子さんのY君が
参加者のNさんとかくれんぼをしているうちに
灯篭や篝火に灯を入れる時間になりました。
陽が陰り、薄闇が次第にその濃さを増していく頃、
灯篭と篝火の灯りが境内を幻想的な世界へと変えていきます。
神事が始まりました。
神楽の登場です。
参加者さんも氏子さん達と一緒に見学です。
震災前は沢山の氏子さんが集まり、この神事の準備をされていたと思います。
仮設住宅や他の居住区へ移住した方がこちらに来るのは決して容易な事ではありません。
皆さんが戻られるまで今回の様にお手伝いが出来ればと思います。
また、私見ではありますが、
地の神である神社の神事を続けることは、氏子さん達だけでななく、
町の方々への何らかのメッセージとなるのではないでしょうか。
夕食の時間が迫っていたので、
数名の参加者さんに夜のお手伝いをお任せし、宿泊先『高倉荘』へと移動します。
続きます。