第22回ボランティア・ツアー④ 歌津編
2日目は曇り空となりました。
台風18号が接近しているので朝から大雨になるかと心配していましたが、
今のところ何とかもっている様子です。
今日は志津川地区と入谷地区、
そしていつもの歌津地区の3か所に分かれての作業となります。
志津川地区は昨日と同じく上山八幡宮で、例大祭の“稚児祈祷”のお手伝いをします。
入谷地区では入谷八幡宮神社の例大祭に合わせ開催している
アートイベント“テクテクめぐる縁がわアート”のお手伝いです。
そして歌津地区では漁業関係のお手伝いです。
今回はワカメ漁で使用したロープの清掃作業や同じく使用した竹のカット作業、
次のワカメ漁で使用するサンドバック(土嚢)作り、
ホヤ養殖用のシュロのロープを編み込む作業となります。
ここからは歌津の報告です。
台風18号が小笠原諸島から関東に接近してきた影響で、
こちらでも次第に空模様が不安定となり、午後からは大雨。
それでも参加者の皆さんは雨を避ける庇の下、
そして小屋の中で黙々と作業に取り掛かっておりました。
ホヤ用のロープの編み込み作業は女子にお任せします。
海に吊るしたこのシュロのロープに
沢山のホヤの胞子がびっしりと張り付き、成長します。
成長したホヤの稚貝を今度は牡蠣の殻に貼り付け、成長を待ちます。
いつもお世話になっているH家のお父さんや美脚のKさんの指導を受け、
吊るした作業ロープを固定しながら編み込んでいきます。
因みに震災前、ホヤは韓国に輸出していたそうです。
韓国では料理の端として珍重され、大きな収入となっていたそうですが、
震災後日本からの海産物の輸入がストップしてしまい、
今は国内向けのみとなっているそうです。
因みにこれがホヤで、下の画像が中身です。
※参考画像
このH家の作業小屋に吊るされている『大漁祈願』の浮き玉(ブイ)。
※平成25年2月撮影
この浮き玉に絵を描いて下さったのが、
今回出発時に色々と手伝って下さった参加者のYさん(Y画伯)です。
※平成25年2月撮影
風雨等で薄くなった浮き玉に再度可愛い絵を描いて下さいました。
当団体ではYさんの事を尊敬と親愛を込めて
“画伯”と呼ばさせて頂いております(笑)
(Y画伯、可愛いイラスト有難うございました!!)
そろそろお昼時。
H家の美脚のKさんが海から獲物を釣ってきて下さいました。
『金華サバ』
金華山近くで捕れる貴重なサバです!!
早速H家のお父さんが捌きます。
いつもながらの素早い捌き方につい見惚れてしまいます。
金華サバの醤油煮、
そして焼きホタテまで振る舞って下さり、
超豪華なお昼ご飯となりました。
(H家のお父さん、お母さん、美脚のKさん、有難うございました!!)
雨は一旦上がりましたが、午後からまた降ってきそうな空模様です。
続きます。