川崎汽船株式会社 新入社員研修ボランティア・ツアー②
翌朝。
志津川の南三陸町災害ボランティア・センターへ移動します。
この日の作業は志津川地区の田尻畑の再生作業です。
津波で洗われた田畑には、
大小の石やガラス片、瓦やタイル等が至るところに散乱しています。
作業自体はとても地味ですが、この作業なくして田畑の再生はありえません。
そしてこの作業には多くの方の手が必要です。
どんよりとした空模様から、ついに降り出した雨は次第に本格的な降りとなり、
皆さんのやる気に反するかのごとく、昼食時には更に雨足が強くなりました。
間もなくボランティア・センターから作業中止の決定が下り、
作業は午前中で終了となりました。
宿泊先に戻り、濡れた身体をお風呂でさっぱり流してもらった後は
急きょ準備した当団体のDVD(3.11伊里前津波襲来)を鑑賞して頂きました。
DVD鑑賞後は再び災害ボランティア・センターへ戻り、
センター隣りの南三陸町社会福祉協議会事務所の2階で、
センター長であり、事務局長である猪又隆弘氏から貴重なお話を伺いました。
宿泊先に戻る前にコンビニに立ち寄ります。
皆さん一様に大きなビニール袋を手に、コンビニから出てきます。
(えっ?これ今晩の宴会用の?こんなに!?)
〆て約35,000円也。
量にも額にも驚きです;;;
夕食の乾杯もそこそこに、何やら野球中継が始まりました。
「(アナウンス風に)1番・・・走行守兼ね備えてはいるが、
年齢的な衰えは免れない・・・。」
(え?私?)
戸惑っているとお酒が注がれました。
先ずは一献・・・。
その後はご想像にお任せ致します(笑)
ただ1つ言える事は、
皆さん、本日の疲れなど微塵も感じさせず、大いに友好を育んでいたという事です(笑)
続く。