南三陸ワイナリー体験&応援ボランティアツアー ②

おはよう朝日さん、高倉荘から望める朝日はこれから活動を開始する私たちに元気を与えてくれます。参加者さんは早朝からこんな朝日を見に散策にでかけます。

ブドウの木が冬の寒さに耐えられるように根本に藁を巻くのですが、その藁の乾燥作業を近くの田んぼに入りおこないます、全員長靴に履き替えます。

トンボ、蛙、イナゴ、バッタが出迎えてくれます。

田んぼの持ち主Aさん曰く「ビジュアル大事だよ」との言葉に全員奮闘

空は晴れ、風は清々しく、藁の匂いと鳥たちの声に励まされ、、気持ちよく終了しました。

はい、作業一部の完了です!!

さて、ブドウ畑に移動します、この田んぼの持ち主のAさんの元牧場跡をブドウ畑に変身させたようです、震災後、宮城県にはワイナリーが無くなり、その後は秋保ワイナリー、南三陸ワイナリーの二つが立ち上がりました。Aさん曰く「南三陸でブドウ栽培なんかでぎねと思ってだけど、出来るもんだな」とのこと、今は数トンのブドウが収穫できるようになったとか、、

シャルドネ品種のブドウです、白ワイン「シャブリ」に変身

ブドウ畑に到着後、ワイナリーオーナーSさんの指導をうけ、作業開始、「目的は大きなブドウを付けてもらうための摘葉」で白のカバー内に残っている葉を取り除いていく作業です。

良いブドウは、水はけがよく、日当たりが良い南傾斜、で寒暖差がある場所で元気に育ちます。傾斜角度10~度、ずっと中腰で行う作業は、筋肉痛必須です笑。

収穫されていないブドウを摘み、明日のイベントに使います。

ブドウ畑はこんなところにあります。

遠くに海を見下ろすこともできる、お山のてっぺんあたりです。いずれは手前の牧草地もブドウ畑にしたいとのことです。

作業用テント内で昼食を頂き、全列の作業を終え、Sさんからブドウ畑の説明や次の作業の指示を頂きます。

次の作業はブドウの木を枯らす虫(カブトムシの幼虫を細くしたような)が木に付いているかの確認です、根元に這いつくばり、おがくずのようなものが落ちていないかを確認します。

こちらのブドウ畑ではシャルドネ種、メルロー種の二種類の栽培を行っています。

グリーンがシャルドネ(食べるとほんのり甘く、野性味があり美味しい)、ムラサキはメルローです(翌日のイベント料理のデザートに登場します)

最後の作業は翌日のワイン会でしようするブドウの葉を摘み取ります。洗って並べてどれが良いか選定。

ここで、畑での作業は終了、、オーナーのSさん「ワイナリーでまだお願いしたいことがあるのですが、良いですか」とのこと、二つ返事で「大丈夫ですよ、その為にきたんですから」、、でワイナリーに向かいます。

作業二部の終了です。少し曇ってきました、本当は翌日この牧草地でワイン会を開催する予定でしたが、予報は雨80%、急遽ワイナリーでの開催となりました。

ワイナリーではワインを濾した際に残る、残渣やおりの一部の掃除、これは汚れるしきつい作業のようです。

ワインボトルにエチケット(ラベル)を貼る作業。

翌日のイベント用に外に置いてある椅子の清掃作業を行いました、作業後Sさんからワイナリーの見学案内をして頂きました、最新の器具・器械が並んでいます。

ワイナリーテラスでSさんからワイナリーが出来るまでの経緯、町の説明をうけました。

スチール樽の中は発行中のワイン、ふつふつと生きています、手前は白ブドウを使ったオレンジワイン、奥は赤ワイン、ともに皮と一緒に発酵させます。ちなみに白ワインは絞った液体を発酵させて醸します。ワイン好きはたまらない発酵中のブドウに空気をいれる作業も体験させて頂きました。工場内は酵母の香りが立ち込め、いい気分!!

ご苦労様でした。

椅子も綺麗になりました。

たくさんエチケットが貼れました。さあ作業は終了です、民宿を08:00に出発し、18:30に戻りと、目いっぱい作業をさせて頂いた一日です、参加者さんにとって、このツアーでなければ体験できないものが沢山あったようです。

翌日はワイン会イベント参加です、今日はゆっくり休んでください。       続く            

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