南三陸漁業支援、ワカメ収穫体験ツアーその2
南三陸歌津にある、泊崎は外洋に面し、高倉荘から望む「朝日」は最高です、早朝からワカメの刈り取りで出漁している船をみることもできます。
朝食時、一日安全で作業ができるよう、朝のブリーフィングを行います、今日は泊浜、寄木地区二か所に分かれての作業、作業の進捗によって参加者さんの移動もあり、なかなか大変です。
泊浜地区での作業は港まで、徒歩で向かい、寄木地区まではバスで移動します。さあメカブ削ぎ祭りのはじまりです。
行動制限もなく、マスクを外した対面は何年ぶりでしょう。
リピーターさんの殆どはこのメカブ削ぎ作業を楽しみにされています、無心になって一つのことをこなしていく、山のような大量のメカブが多くの人の手によって、少なくなる実感を味わえるからではないでしょうか、、それより無心になれることかもしれません。
はい、寄木チーム午前中の作業は完了です。、、このメカブは業者さんが浜に買取にみえ、加工場で千切りボイルされ、さらに味付けされて皆さんの食卓へと運ばれます。
さて、泊浜チームもメカブ削ぎに没頭中です、同じ地区の浜なのですが、此方はネットで海から揚げてくるので、量が半端ないのです。
こちらは午前中のメカブ削ぎ作業が終了し、午後からはワカメ養殖の筏に装着するブイ(浮き球)の掃除が待っています。
これ、たったの数カ月でこのとおり、フジツボやムール貝、海藻等がびっしりです、天日にさらし、乾燥させた状態で作業をしないと、とんでもない惨事に見舞われます(水が飛んだり、臭いがきつかったり、とにかく漁師さんにとっても辛い仕事なんです)、でも大人数で作業を行えば、はかどり漁師さんが10日かかる作業を二日で終えることができます。
作業後、こんなにきれいになります(次のワカメの時期まで、浜や作業小屋で保管されます。)(付着物を除去する道具も各家庭で違いがあり、すべて漁師さんオリジナル、この道具にも興味ひかれます、ちなみになたの上部が湾曲していますが、ホタテのサイズを測るときに使います)
さて、寄木チームはワカメ養殖に使用する籠洗い、ネット洗い、皆さん漁師カッパをお借りし、しばし漁師さんになった気分です。
皆さんカッパお似合いですね、天気もよく、風も爽やかです。
こちらは寄木別動隊、少し浜から離れた場所にあるTさん作業小屋で、養殖用ロープに装着する重しの清掃(袋の中身は砂利で、全部手作りです)、漁師さんと世間話や地元の話を交わしながら、作業を進めます。
明日、ご主人の漁師さんが不在の為、本日の寄木チームで集合写真
私達が植樹した、ハマナスの花が綺麗に咲いていました。
港と作業小屋(以前住宅があった場所、、現在は高台移転)との間には防潮堤が築かれています。
港から小屋迄の移動はメルセデスベンツ(現地のスーパーカー)で笑。
昼食はみんなで、作業小屋を利用し頂きます。
作業を終え、民宿に戻り、翌日の予定や作業の割り振りなどを説明します、後はお腹いっぱい食べて、ゆっくり寝るだけです。
一日お疲れさまでした。 続く