第78回フェローズウィル、ボランティアツアー漁業支援 ワカメ収穫編 ①
第78回フェローズウィル、南三陸漁業支援ボランティアツアー その1
3月23日は東京の霞が関で開催される、東北支援販売会とボランティアツアーが重なり、二手に分かれての支援活動となりました、東京からは理事天井さん、里中さんがツアー同行し、現地では代表代行の早坂さんが合流することとして、ワンボックスは東京を一路南三陸に向け、出発致しました。運転はフェローズウィルの前身だったバタフライエフェクトからの仲間の里中さんです。現地集合も含め12名の活動となりました。震災後7年の月日が経ち、ボランティアで参加する方々の数はだいぶ少なくなってきています。でも、今現地はどんな状況かを知っている方々や、もう7年も経ったんだから家族や友人同士でボランティア行ってみようかと思って下さる方々、ワカメ作業好きなんだよねと言って下さる方々がまだまだいらっしゃいます。
「忘れない・忘れさせない」を地道に実践してきた私達にとっては強い味方です。
石巻・大川小学校跡への視察も恒例で、お焼香や献花をして南三陸町に向かうことも当たり前のようになっています。この訪問はいつも私達に「忘れちゃならないことがあるんだ」と思い起こさせてくれます。
今日も天気は晴れ、いつもと同じ空気が校舎跡に流れています。
南三陸は今ワカメ収穫作業の真っ盛り、歌津の高倉荘で鋭気を養い、翌日の作業に備えます。さあ、メカブ削ぎ作業の始まり、始まり。今年は強い低気圧が通過したせいか、養殖ロープに挟まれたワカメが切れてしまったりすることが多発し収穫量が少ないようです、「自然相手に生きてるから仕方ないな」とは言うものの心配は尽きません。時化(しけ)が残る海に出て、ワカメを刈ってきます。港では一斉にメカブ削ぎです。晴天に恵まれ、作業は楽しくはかどります。この時期、風のない、晴天の船着き場は気持ちが良いものです。恒例の茹でたてメカブを頂きます。これは、現場に行かないと味わうことは出来ませんね。後ろの釜の湯気が出ていないのは、刈り取るワカメの量が少ない証拠です。メカブ削ぎが終わると、今度は塩蔵したワカメの芯抜きや、ブイ掃除が待っています。
昼食タイム!!いつもお願いするマルアラのお弁当が、彼岸のお返し作りが忙しいとの事で、朝、コンビニでお弁当を購入、婆ちゃん手作りのワカメサラダや参加者Fさんご持参のトマト&キーウイと一緒に頂きます。午後もせっせと作業は続きます、人手があると作業は進み、いつもは静かな作業小屋が活気づきます。1日目を終了し、集合写真です。
写真後ろ中央の作業着姿の五十嵐さんは水産関係のお仕事をながくされており、下記の取り組みをされています。
五十嵐さんの情報を掲載します。「みやぎ漁師カレッジ2期生募集」
宮城県漁業就業者確保育成センター http://ryoushi-miyagi.org/images/d2choki.pdf
宮城県で「漁師になってみたい」と思う方は是非お問合せください。
続く