南三陸ハマーレ歌津:夏祭り支援第70回ボランティアツアー ①

フェローズウィル第70回ボランティアツアー ハマーレ歌津:夏祭り支援 その1IMG_97182011年11月、瓦礫が多く残る南三陸、歌津の中にプレハブの商店街が出来て、もう6年近くになります。近くの町のスーパーから花火を買ってきて、海辺で打ち上げたのが震災後初めての夏祭りでした。今年は本設された商店街(ハマーレ歌津)にての夏祭りです。よくぞここまで頑張りとおしましたね、敬意を払います。

今年の夏祭りは、東京薬科大のボランティアサークル「ivolea」さんから17名、初めて参加される方々、リピーターさん達、そしてフェローズのスタッフ、総勢40名の支援活動となりました、今年で4年目の夏祭り支援活動、これまで140名以上の方々がこの活動に参加して下さいました。さて2台の観光バスに乗車しバスは東京を出発します。IMG_1810IMG_9858フェローズのフラッグを付けた2台のバスは立ち寄りなしで、真っ直ぐ南三陸歌津を目指します。IMG_1811今の現地と、発災直後の現地、時が流れ、目に映る光景や空気も変わっています。初めて訪れる方々に点と点を結びつけて頂く為、私達がこの6年5か月間に見て、聞いて、感じて、考えてきたことを毎回伝えさせて頂いています。「誰かが話さないと、感じて貰わないと、判らないことや、理解して貰いたいことが伝わらない」との思いです。毎回です、、、、、。

さて、現地到着早速夏祭りの準備に取り掛かります。テント設営、飾り花の作成、等など。FullSizeRenderIMG_1812IMG_1813IMG_1814
現地集合の方々とも合流、大所帯の大きな想いの集団が集まりました。IMG_1815祭りは準備・本番・後片付けの3日がかりのイベントです、最初から最後まで、これが私達の活動です。楽しい所だけ、おいしい場面だけ、目立つことだけ、、、ではなくあくまで黒子、「楽しんで頂くことを楽しむ」これが私達の夏祭りに対する想いです。IMG_1816明日のイベントに使うステージ前にパイプ椅子を並べていきます。何方に媚びることもなく、ただ淡々と、活動を継続しています。支援を楽しむ、自己満足にならず、閉鎖的にもならず、若い方も、初めての方も、何度も訪れている方も、昔若かった方(笑)もいつも一緒に汗かいて、笑って、協力しあって活動する、それがフェローズ流です。IMG_1817少しづつ、明日の夏祭りの準備が進んでいきます。IMG_1818合併で南三陸町となった、歌津ですが、歌津町の提灯を飾るのは「俺たち、私達は歌津の町民だ」との思い入れが強いからでしょう。震災で流失を免れたボロボロになった提灯を軒下にいっぱい飾り付けます。

さて、15:00前から作業を開始し、18:00前迄には終了、明日の鋭気を養い、疲れを取るため本日の宿「平成の森」に向かいます。夕食を頂き、入浴、、、おやすみなさい。IMG_1819翌朝08:00前には集合です。IMG_9867どんな活動時にもブリーフィングを行います、発災から6年以上たっても支援のボランティアには違いはなく、安全で元気に1日を過ごして頂き、当日の活動の意味を伝え、担当のエリア、内容を皆にお伝えします。IMG_1820今日の天気は薄曇り、雨さえなければ、活動日和、雲さえなければ、花火日和です。

さて、本日の活動を支えるスタッフHさん、朝から準備体操です。IMG_1821今日1日怪我なく過ごせるように、、、昨日のフェローズ号のアクシデント(ダイナモ不調によるエンスト)に続き、Hさんの車にも災難が待ち受けます。

続く

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