2011年3月11日に発生した、巨大地震による津波や原発事故災害を「東日本大震災」とされ、11年の月日が経過した、2022年3月11日、11回目の追悼をオンラインで行いました、昨年もコロナ禍で訪問できず、今年もオンラインという形式で、想いを一つにさせていただきました。

昨年同様、南三陸町にある上山八幡宮の禰宜さん、工藤真弓さんと参加者を繋ぎ、時を共有し、これまでの彼の地と現在から未来への試みをお聞かせいただきました。

今年の参加者さんは、アメリカ、オーストラリアから、そして横浜にある桐蔭学園の小学生たち、総勢で130人という、これまでで最も多い参加者数となりました。

想いというものが、ずっと引き継がれていることを、感じるイベントとなりました。

オンラインではありましたが、神社の鳥居迄津波が飛来したことを留める、「津波飛来の地」を見て頂いたり、当日の話を聞いて頂きました。

そして、地震発生の時 14:46:48 参加者さんと共に黙とうを行い、追悼をさせていただきました。街には例年のように佐藤町長の挨拶が放送され、サイレンとともに街は追悼の「時」に包まれました。

いつまでも忘れない、忘れさせないとの想いを、これからも引き継ぐことは、亡くなられた方々の命を決して忘れないこと、失っても前を向いて生きていく方々の尊厳を知って頂くこと、当たり前のことが一瞬にして失われること、今を生きることが奇跡であり、いつも感謝をわすれないこと、を伝え続けることだと思っています。

南三陸の町が、未来に向かって、これからどのように進んでいくのか、工藤さんから、紙芝居も使ってお話しいただきました、かの地の将来像を感じさせる、ひと時でした。

11年目の追悼イベントは多くの方々に参加して頂き、色々なことを感じて頂けたのではないでしょうか、ご参加して下さった方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ご参加ありがとうございました、いつか機会があれば現地でお会いしたいですね、完