フェローズ（仲間）とホームページに訪問して下さった方々へ
NPO法人フェローズウィル、代表理事の我妻です。
今般の全世界を巻き込んでいる新型コロナウィルス感染拡大は未曾有の災害を伴いながら、人の命や国力を奪いつつあり、私達はいまこの脅威に対し、対岸の火事では済まされない状況となっております。
一人一人が感染源になりうること、大事な人を想い行動の自制をすることしか、今は対処する方法がありません、決定的な対処方法や医薬品、ワクチンがないのです。
私達、フェローズウィルは東日本大震災直後より被災地である南三陸町の支援を継続してきました、当時現地の方々は口々に「現実のものとは思えなかった」「考えもしない、できないほど大きなものを失った」「大事な人達が大勢亡くなってしまった」、、と仰ってました、今、日本中、世界中の方々がこの思いを共有しているのではないでしょうか。
私達の災害被災地への想いは変わることはありません、しかしながら、この災禍で今年の現地での支援活動は見通しが立たず、参加者さんや現地の方々の安全を最重要と考え、当面現地での活動を自粛することと致します。
現地ではいま、ワカメ収穫の真っ最中、人手がいくらあっても足りない状況で、「ボランティアさん達が来れないので、大変だ、それ以上に淋しい」「はやく世の中がコロナを脱して、皆さんの顔がみたい」「待ってるよ」との声が飛んできています。
あるがままを受け入れ、為すべきことを成せば、必ず困難は克服できます。
今できる支援は、現地を思い遣り、行動を自制し、沢山のワカメや海産物や産品を現地から購入することです。
皆さんが各々、ご自分の命と大事な人の命を守り、安全に過ごせる時がきましたら、また一緒に現地に立ちましょう。
またお会いしましょう、約束です。
