三陸沿岸に広く伝えられている「キリコ」(紙を切り抜いて作る、切り絵)。今では神棚飾りに欠かせないものになっており、生活と共に生き続けている文化の1つです。

起源は江戸時代中頃、山伏が神様の依り代(依るところ)を紙で作ったことから始まっていると言われており、その後、神社の神主さんによって神棚に飾る伝承キリコが普及していきました。

震災1年前には、その伝承キリコを模倣した、「創作キリコ」が生み出され、その翌年の震災後、その創作キリコの絵柄は白いボードになり、震災の苦難を乗り越え、頑張る町民の姿を表す短文と共に、町内数か所に掲げられていました。 

2012年の夏、私達が現地へ赴いたとき、津波で流され、被災した町内にキリコをあしらったボードが多く設置されていました、魚屋さんがあったところには魚をモチーフにしたキリコボード、床屋さんがあったところにはハサミなど床屋さんが使う道具をモチーフにしたキリコボードが建っており、「ここに私たちの生活があったんだよ」と知らせる、メッセージとなっていました。

今回、私達はその南三陸町の文化である「キリコ」を皆さんと共有し、ご家庭で楽しんでいただこうと「キリコ体験と紙芝居」を現地とリモートで繋ぐ企画を致しました。

講師は南三陸上山八幡宮 禰宜さんの工藤真弓さんです。沢山の方々に南三陸の文化とこれからの南三陸町を知ってもらうため、この、キリコ体験や南三陸椿物語の活動を行っています。

開催日時 2021年10月9日 13:00~ 2時間の予定

開催内容 キリコ作成体験・南三陸椿物語紙芝居講演 *対象は小学生中学年以上(カッターを使うため)

参加方法 ZOOMによるリモートイベントです。(参加者さんに事前に招待メールを送付し、参加して頂きます。)

参加費  3,500円 講演料 キリコ作成キット 送料込み

*ご家庭でキット追加の場合は+1,000円となります。 *皆様には作成用のカッター、下敷きをご用意願います。

お申込み方法          *申込締め切りは10月2日です。

NPO法人フェローズウィル  info@fellows-will.jp  迄 

お名前

連絡先(キット送付の為)*住所 電話番号

キット数

記載の上、ご連絡下さい

又、ご不明な点等ありましたら、なんなりと上記アドレスまでご連絡下さい。

多くの皆様の参加(親子で参加大歓迎)をお待ちしています。