第11回ボランティアツアー その①

2月13日、第11回(通算40回)めのボランティアツアーが催行されました、昨年の2月のツアーは大雪の中の催行、三日間雪かきの連続でした。あれから一年、月日の移ろいは早いものです。第27回⑯写真は昨年2月のボランティアツアー(雪中行軍の模様です)

東京を定刻に出発したバスは一路宮城県閖上に向かいます、地域全体が「もの言わぬ語り部」として残っています、高台である日和山で手を合わせ、地域全体を見渡します。(この一帯に住宅がありました、そしてこの日和山迄津波は押し寄せたのです。)1-31-1地域にある、高齢者施設「うらやす」跡にてお焼香、そして施設内を視察しました。1-32-2しかし、寒い、とにかく寒い・・この寒さはあの時と同じ、さぞや水に浸かり、流され寒かったことでしょう。     (合掌)写真右から参加者S・Kさん、I・Yさんです。

南三陸町に入り、戸倉中学校を視察しました。毎回訪れる場所、そして毎回同じ説明を参加者の方々にさせて頂きます。事実は一つしかなく、この事実を伝え続けなければならないと思うからです。1-33-3なぜ、四年間もの間、ボランティアツアーを続けられたのですか、なぜそれが出来るんですか?という質問を最近耳にします、多分人が好きで、自分のことより人の事を優先するからでしょう。この想いが「CLOSE TO YOU」の所以なのだと思います。         寒さを堪え歌津にある「歌津大橋跡」へ皆さんをお連れします。     (伊里前復興商店街にて三重県から参加のYさんと合流)1-34-4この歌津地区も嵩上げ工事が進みます(前方に見える盛り土は嵩上げか、その前の仮土置き場かの何れかでしょう)バスは参加者を本日の宿泊先 さんさん館に運びます。夕食前にDVDの視聴を行い、夕食後参加者さん達は任意で入谷公民館で行われた講演会に向かいました。翌日朝活動前のブリーフィングを行い現場に向かいます。(今日は風が強い・果たして刈取りの船は出ているのか?)1-35-5

今回の活動は漁業支援活動そして平成の森仮設住宅内にある「あずま~れ」というお茶っこスペースでのハンドマッサージ&フェイシャル活動とに分かれます。さて、漁業支援活動場所 寄木地区に到着 漁師K・Hさんにご挨拶!! 1-36黄色の作業カッパ姿がK・Hさんです。  地区で三班に分かれ作業開始です(本日は風が強い為、出船はなく皆さん作業小屋内での活動となりました) 1-11K・Hさん宅では牡蠣掃除・・水揚げされた牡蠣に付着しているゴミ(海藻や小さなムール貝等)の除去作業。写真右から参加者I・Yさん、手前A・Mさん、Y・Tさん、向かいのH・Sさんです。1-15Y・Hさん宅では塩蔵(濃い塩水に一晩漬けたボイルワカメ)の芯抜き作業(結構難しい)です。写真右から参加者M・Hさん、カレンダー作成担当のS・Kさん(ドアから覗いてます・笑)S・Kさん、Y・Nさん、左奥がY・Kさんです。左側手前おかあさん!!1-14M・Hさん宅ではワカメの芯抜き準備作業(作業しやすいように塩蔵ワカメを束ねていく作業です)写真右から参加者Y・Iさん、京都から参加のM・Mさん、兵庫から参加のM・Kさんです。__ 1さて、此方は平成の森あずま~れでの活動、じいちゃん、ばあちゃん達の手をマッサージ、そしてフェイシャルのお手入れです。初めての活動なので、事前にチラシを作成し社会福祉協議会の方々に配布をお願いしたものの、果たして皆さん来てくれるかな?? の心配を他所に、到着したら満員御礼状態でした。

続く