第10回フェローズウィルボランティアツアー  その2

震災から、3年10か月 今日は「月命日」です。合掌                                  当初のボランティアツアーには必ずこの「日」を組み込んできました、時の流れとともに薄れゆく被災地の現状を今、声高に伝えなければと気持ちを新たにした朝でした。支援する団体の活動も「明るい光」に集中したり、助成金という「血税」の中での活動でしかなかったり、楽しく、そして樂な方向へ向かいつつあります。                               それはそれで否定するものではありませんし、、私どもは従来からの活動をコツコツと継続していきたいと考えています。

さて、朝のブリーフィングを終え、作業現場へと向かいます。10-11リピーターさん達にとって懐かしい場所・第二の故郷のような思いをもっての訪問です。10-13本日出荷する「今だけ!ベビーわかめ」と海中に沈めてあるアワビの収穫に向かいます。港へは軽トラで。(写真左から参加者Mさん、Tさん、Nさんです。)10-53船上にてTさんとNさん(Tさんの写真をお借りしてます)・・寒そうです。10-5010-48無事到着、さっそく作業小屋に運ばれ、仕分け・出荷準備に取り掛かります。10-57(Hさんの写真お借りしてます)10-12ベビーわかめを一定量に一纏め、10-1710-46アワビを籠から外し、新聞紙で包んでいきます。入谷から運ばれた椎茸(椎彩杜)かりんとうも一緒に梱包し10-58はい、出来上がり。(写真はお届先からの提供写真です)・・合計66個の出荷は午前中に概ね終了。             さて、看護よろず相談会で平成の森仮設住宅内 あづま~れでの活動は?10-37訪問を楽しみにしてくれていた、爺ちゃん、婆ちゃんが沢山お集まりです。(写真右手前から四人目、よろず相談初参加Fさんです)10-38(写真左 看護よろず相談会担当スタッフのMさんです)10-41合計で50名程の居住者の方々の訪問をうけました。午前中の活動を終え、参加者は全員作業小屋に集合昼食となります。10-56Hさん宅のじいちゃんが殻をむき、婆ちゃんが味付けをした「牡蠣汁」を頂きます、ベビーわかめを入れ、ネギを散らして・・   これが最高!冷えた体に沁み込みます。(これはあくまでもご厚意です)                ご馳走様でした・・感謝

昼食を終え、午後の作業にはいります。 10-1910-20ブイの掃除とペンキ塗り・毎年繰り広げられる作業光景(写真上左掃除中のTさん、右は現地スタッフのIさん・食べ物に弱い・笑) (写真下は屋号印をブイに塗るBさんです) 午後の作業を16:00過ぎに終了し歌津地区伊里前にある歌津大橋跡へ視察に向かいました。  10-21現場説明をスタッフAさんにお任せし、さんさん商店街にケーキを買いに向かいます。(何故?明日はHさん宅ばあちゃんの誕生日なのです)10-63今日のご馳走は「どんこ汁」いやはや、いう事なし、ゴマ餅とクルミ餅も付いてます。10-16先ほど訪れた伊里前の3・11・・毎回DVDを見て頂きます。今は嵩上げが始り、原っぱと化した場所にどのような町があったのか津波はこの町をどのようにして破壊し、持ち去ったのかを観て頂きます。

この夜も楽しい宴会・・懇親会は続きます。                                    続く