第2回フェローズ・ウィルボランティアツアー②
支援活動一日目、寄木漁港班の活動です。
毎回訪れる、寄木・・・
三年前の震災の時から、少しだけ復興の兆しが見えてきたようなきがします。
さて、作業リーダーをリピーターさんのHさんにお願いし、作業開始です。
昨年までこの地区の作業小屋には冷凍冷蔵庫がありませんでした、昨年末
仙台にある東北ホシザキさんにお願いし5台の冷凍冷蔵庫の寄付を行うこ
とが出来、ワカメの最終出荷が終わってもこうして出荷する事が出来る様
になりました。
一つ一つ少しずつですが前に進んでいます
塩蔵したワカメの水を抜く道具の前でAさん(写真上)
昼の休憩時間、この寄木地区にある「ヒツジの飼育」牧場の見学をさせて頂きました。
ワカメの茎(特にメカブを削いだ時にでる固いもの)を乾燥させ、飼料に配合し美味しい肉に育て出荷するそうです。
可愛い羊ですね・・(写真下メガネの方が、中心で活動されているKさんです)
これまで海に戻すしかなかった「もの」を活用した素敵な発想です。
一日の作業を終え、伊里前「歌津大橋」の視察を行い、宿へと戻ります。
二日目の作業、船着き場でメカブ削ぎ、その後二艘に分乗して船上でのお手伝いです。
ホヤやホタテの発育状態を見せて頂いたり(ホヤは震災後3年経ってやっと出荷できるようになりました)
復興を感じる時間でした。船上でのご馳走になったホタテの味は格別です。(一斉に至福の笑顔・・)
美味しいものを目の前にすると皆同じく「幸せ」な表情になります・・・。