第20回ボランティア・ツアー②
『第18共徳丸』を後にして、次に立ち寄ったのは
気仙沼復興商店街の南町紫市場です。
道路を挟んで2箇所に分かれています。
こちらの2階建て店舗には飲食店やお菓子屋さん、
雑貨屋さんに酒屋さんなど様々なお店が軒を連ねています。
こちらのお店の揚げたてコロッケは
運転手のYさんおススメもあってか参加者さん達に大人気でした(笑)
酒屋さんで一緒になったMさん2人とSさんに
明日の夜の計画を秘かに打ち明けたところ、
Sさんが「その計画の為に」と
差し入れのお酒(しかも一升瓶!!)を買って下さいました!!
(Sさん、有難うございます!!)
出発直前のバスの中で
運転手のYさんに「あそこのお寿司も美味しいよ」と
車窓から教えてもらいつつ南三陸町へ移動です。
(確かにフカヒレのお寿司の写真は美味しそうでした・・・)
南三陸町へ戻る途中、
運転手のYさんの提案で急きょ『気仙沼向洋高校』へ立ち寄る事にしました。
多くの被災建造物が解体されていく中、
本吉町の海辺近くにあるこの高校は未だ当時の様子を色濃く残しています。
多くのボランティアさん達が瓦礫を片づけてくれたお蔭で、
少しですが内部に立ち入れるようになっています。
※危険ですので立ち入る際には充分ご注意下さい。
中庭には沢山の雑草が生い茂っています。
この高校の生徒さん達は、階上駅まで避難し全員無事でしたが、
近辺では多くの犠牲者が出たそうです。
学校の校庭跡には瓦礫処理工場が建設され、
24時間フル稼働で瓦礫の分別処理を行っています。
2つの建物のコントラストが奇妙です。
この後、バスは南三陸町の宿泊先へ向かいます。
続きます。