川崎汽船株式会社 新入社員研修ボランティア・ツアー①

7月2日(火)。

霞が関にあるIビル前に11:30集合。

昨年に引き続き、川崎汽船株式会社に入社された新入社員さんの

研修ボランティア・ツアーのコーディネートをさせて頂きました。 

 

東京駅から新幹線にて一路宮城県へと向かいます。 

新入社員の皆さんは少々緊張気味の様子。 

(と、思っていました)       

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くりこま高原駅から南三陸町へはマイクロバスで向かいます。

バスは今回も南三陸観光バスです。

憶えていらっしゃる方もいるかとは思いますが、

津波で石巻市雄勝の『公民館の屋上に乗り上げたバス』の会社です。

雄勝出身の運転手Sさんとは前回に続き、2度目となります。

 

南三陸町に到着後、

『防災庁舎』に立ち寄り、お焼香と黙祷を捧げて頂きました。

震災で津波を被って早や2年4ヶ月。

鉄骨だけとなった防災庁舎は錆が出て、朽ちてきています。

鉄骨が崩落する危険性があるのでしょう。

献花台が以前よりたいぶ手前に移動していました。

補修・補強を早急にする必要があると思いますが、

未だ何の決定もなまま、時間だけが過ぎていきます。

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歌津半島泊崎にある『ニュー泊崎荘』に到着したのは17時過ぎ。 

震災の講話をお願いしていた後藤一磨さんは既に到着されており、

早々にお話を伺う事となりました。

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お話は1時間近くにわたり、

震災時の生々しい体験談や防災に対する心構え、

そして現在の町の状況と今後の未来図を分かりやすく語って頂きました。

 

昨年も後藤さんからお話を伺っていた人事部のTさんから

「昨年のお話よりも前向きな話を聞く事ができ、

少しかもしれないが、前に向かっている様な気がします。」

との感想を頂きました。

確かに少しではありますが、

前に向かう気持ちが言動に表れてきている様にも思えました。

 

夕食を頂き、明日に備え早々にお休みになるかと思いきや、

新入社員同士の友好を深めるというのも大事な研修・・・という事で、

大いに盛り上がっておりました。

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 続く。

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